「内外の要因」にはそろそろ変化が出てきます。(11月30日)

膠着状態が続いた後は派手な動きになるものです。(12月3日)

と書いてきましたが、やはり「12月の転機」がやってきたかもしれません。

この金曜日あたりから動き出すというのはメルマガで書いた通りですが、

NY市場で「欧州の追加緩和への失望売り」が発生するというサプライズです。

昨日のブログでも、

「外部要因での悪材料」が出ることに警戒感を明記しましたが、

ECBの追加緩和がここまで大きく失望されるのは「想定外」です。

おそらくは、イエレン議長の実質的な「年内利上げ宣言」を受け、

雇用統計の発表をもって動き出すつもりだった筋が、

欧州の「材料出尽くし」及び「期待外れ」を受けて一斉に動き出し、

大きく売り崩しにかかったものかもしれません。

日経先物はNY市場以上に売られており、

すでに19500円近辺まで下がっていますから、

今日は早速派手な動きになりそうです。

今日の東京市場がどこまで切り返してくるかによって、

世界市場がこのまま崩れるかどうかが決まると思いますが、

米国雇用統計後にどういう動きがあるかも未知数ですから、

警戒をしておいてよい局面であると考えています。

昨日あたりは、下げてもすぐに回復してくる日経平均をみて、

「年内に最高値更新」「2万8千円までは行く」といった、

かなり威勢のいい「予測」をするアナリストがたくさんいましたが、

私はこのゾーンになったら「売り目線」の一択しかなかった理由を、

新しい読者の方々もおわかりいただけたのではないでしょうか。

いずれにせよ、

来週のメジャーSQ週は、かなり派手な動きになるかもしれません。

もっとも、MSQがらみの相場は「思惑」と「駆け引き」に左右されるため、

しばらく株価形成に合理性はなくなるとみているのはいつもの通り。

来週について「上がるだろう」「下がるだろう」という「予測」は、

ほぼ全て無意味であり、どんな「想定外」もあり得ると考えています。

いずれにせよ、私は十分な「異常値」まで達したら出動するだけです。

今後のエントリー戦略についてはこれらの新しい前提条件を勘案して、

次号メルマガ(第85号:12月6日発行)で見立てを述べるつもりです。

私の場合は、株価の値動きが上に行こうが下に行こうが一切関係なく、

条件にあえば出動する。条件があわなければ見送るのみ。

これまでどおり、淡々と、粛々とやるだけです。

それから。

株価だけでなく、

マネー市場全体にはじわりと大きな「変化」が発生しつつあるようです。

特に、国内の投資市場でマネーの動きに顕著な「変化」がみられます。

こういうのは統計として出てくるのはだいぶ後になりますので、

最近、私が「肌感覚」として感じている「変化」の兆しについて、

次号メルマガ(第85号:12月6日発行)で分析するつもりです。

相場とは、上がったら下がり、下がったら上がるものです。

たとえそれが杞憂であっても、流れの変化には敏感でありたいもの。

もっとも、下げ相場というのは買い方にはチャンス到来を意味しますので、

私としては待ちに待った展開といえなくもありませんが。

逃げるにせよ、攻めるにせよ、準備も早く、行動も速いほうが、

有利であることには変わらないと考えております。

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