「盛夏の政局」と「盛夏の相場」。
昨日の日経平均は続落。
やはり「材料出尽くし」の空気で、
利益確定の売りに押されました。
相場環境が悪化したわけではなく、
先週の上昇が大きすぎたために、
オーバーシュート気味の株価位置を、
修正しようとする動きになったのが、
ここ3日間の続落劇だといえます。
さらなる過熱材料が出てくるなら、
「バブルの入り口」を超えて、
「バブル」化していくシナリオも、
なくはないということについて、
前号メルマガ（第588号：7月27日）で、
分析しているところでありますが、
それが許容される相場環境かは、
よく検証しておく必要があります。
米国のFOMCや日銀の決定会合、
また、米国の雇用統計といった、
重要イベントをこなした上で、
「盛夏の相場」がどう動くかが、
今後の焦点になると思われます。
また、さらに重要なポイントして、
石破総理が続投できるかどうか、
仮に退陣を余儀なくされるなら、
政局がどう動いていくか、です。
積極財政に転じる期待や、
その裏表となる財政不安なども、
この「盛夏の政局ドラマ」により、
方向性が決まってくるわけです。
このあたりは激しい鍔迫り合いが、
与野党双方で展開されているところで、
目を離せない状況でありますので、
次号メルマガ（第589号：8月3日）で、
今後の展望を分析する予定です。
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