「内外の要因」にはそろそろ変化が出ます。
先週金曜日の日経平均は小幅反落。
ひさびさに上海市場も大きく下がり、日経平均も瞬間的に売られましたが、
先物の19860円付近に厚い買いが入って踏みとどまり、
ナイトセッションでは、ふたたび19900円台まで押し戻しました。
（メルマガで繰り返し書いていることですが、
上海市場の値動きそのものは、日経平均への連動性が薄くなっています）
株価位置としては高値圏に張り付いた恰好になっており、
今週中にも2万円に再トライし、突破を狙う位置につけています。
10月の終わりに「日米欧中の同時緩和」が再現したことと、
政府の「玉」（政策）への「期待」が煽られたことという、
内外の要因の相乗効果をもって、11月は一本調子に上昇しました。
メルマガで書いたとおり、SQ週こそストンと下げる波乱はあったものの、
「海外短期筋」が買いに買った結果、「2万円の攻防」まで来ました。
実際、11月に発行したメルマガ各号の「相場展望」では、
「日経平均は堅調推移」と見立て、その通りになる展開が続きましたが、
しかし、先ほど申し上げた「内外の要因」にはそろそろ変化が出ます。
とりわけ、今週後半頃から要注意になってくると思います。
前号メルマガ（第84号：11月29日発行）に書いたとおり、
上にも下にも大いに荒れる可能性がありますので、
今週の終わりにどの株価位置にいるのかをよく見て考えたいと思います。
そんなわけで、次号メルマガ（第85号：12月6日発行）あたりは、
かなり重要な内容になると思われます。
「年末相場」のクライマックスに向けて、気を抜けない日々です。
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