4月30日の日銀決定会合は予想どおり「現状維持」。

以前から「『追加緩和なし』ならば売られる」としてきたとおり、

決定にともなってわかりやすく売られてしまいました。

ただ、決定内容が漏れたのかどうか(内容はまるわかりでしたが)、

日経平均は寄付からもうだいぶ下げてしまっており、

2万円近辺からの下げを狙っていた私としてはちょっとザンネン。

もっとも、それでも発表と同時にわかりやすく下げてくれましたので、

メルマガで書いた通り、かなりイージーに儲けることができました。

これが「本年4回目」の戦いとなり約4%の資金増。

年初からは約17%です。

まだ、今年は半分も終わっていませんが、

私にとっては、これだけとれたら1年分の利益としても十分。

ご存じのように、私は「これから上がる(下がる)だろう」という、

「予測」に基づくエントリーは、特に日経先物ではしません。

かわりに、相場全体が「異常値」になった時に、

何かをきっかけとしてこれを「正す」動きが発生する性質を利用し、

「安心、安全、堅実」なエントリーをすることを心がけています。

これまで、私が「出動」する際には、

すべてメルマガで事前にエントリー・ゾーンときっかけを予告し、

そのとおりに淡々とトレードして勝利を重ねてきましたが、

それは「現在の株価位置は異常か正常化か」の判断に基づくものです。

もっとも、「2万円相場」となり、株式市場が「バブル化」してからは、

株価は「異常値」が常態化し、もう正常値に戻らなくなっています。

本年のこれまでのトレードでは、

■1回目の戦い:16500円の「底」からの反発局面(1月中旬)

■2回名の戦い:18870円の「上の異常値上限」からの調整(3月初旬)

■3回目の戦い:2万円タッチからの反落(3月下旬~4月)

と、一応、狙っていたゾーン(異常値)で「正常値」に戻す働きが出たため、

まずまずの勝利を積み重ねることができましたが、

「バブル化」して以降は、正確な株価位置の指定が難しくなり、

かわりに、

「外部要因の変化」、「政策の切れ目・変更」、「ターゲットの達成」等、

節目、節目で相場が不安定になるタイミングを狙って、

ワンショットのエントリーを行うことが有効であろうと考えています。

相場全体が高値の「異常値」にあるだけに、

ひとたび騒動が発生すればダイナミックに下げるはずですので、

「安心、安全、堅実」さにおいて劣るとはいえ、

これはこれで「おいしい」エントリーであろうと考えています。

まだ、「セル・イン・メイ(5月暴落)」の可能性は否定できません。

早速に、今週にも「何か」が起こるかもしれません。

また、7月までの今年前半戦だけをとってみても、

まだまだ、超がつくくらいのビッグイベントが控えています。

そしてそのたびに、相場は大きく上下に揺さぶられるはずです。

あと数回、そうしたチャンスをうまくとらえれば、

今年後半は相場など見ないで寝ててもいいくらいです。

他の投資家の方々とはやや異なるかもしれませんが、

これが私のやり方ですので、今後もこれでいきます。

5月はちょっと、おもしろいことになるかもしれません。

詳しくは金曜日の結果をみて、また、メルマガ(第55号:5月12日発行)で。

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通常とは少し異なったバージョンでお送りする予定です。

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※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場分析、トレード戦略をお伝えすることが目的であり、読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。

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