結局は「TACO」になるのか。
昨日の日経平均は反発。
トランプ政権の示した対日「関税」で、
市場参加者は交渉の先行きについて、
むしろ楽観視しつつあるといえます。
「25%」は深刻な税率ですが、
示唆されていた「30~35%」を、
米国側が躊躇したのは明らかです。
おまけに7月9日だった期限を、
8月1日まで延長することにより、
交渉の継続を願っていることも、
透けて見える内容となっています。
実際、日米交渉が決裂したならば、
米国も大いに困るわけですので、
結局、いつもの「TACO」ならば、
さほどの心配は必要ないわけで、
「トランプは常にビビッて逃げる」で、
どこかの時点で手打ちになるだろうと、
予測する人も増えているようです。
同時に進行してきた「円安」もまた、
株高の促進材料になりましたが、
本当に「関税」などをめぐる不安が、
きれいに払拭されていくようならば、
再び上値を取りにいくシナリオが、
また浮上してくる可能性があるのは、
前号メルマガ(第585号:7月6日)で、
分析しているところであります。
とはいえ。
日本側の要求する「関税」撤廃は、
相当程度に遠ざかったわけであり、
日本経済に与える悪影響などは、
長期化することも予想されます。
参院選への影響などもまた、
考慮する必要がありますので、
それらのことを踏まえた上で、
次号メルマガ(第586号:7月13日)で、
今後のシナリオを分析する予定です。
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