「バブル」化の可能性とここから先の不安要素。
昨日の日経平均は大幅に続伸。
日米交渉での合意成立が、
ある種の「ひな形」となって、
世界に波及していくことに、
期待が広がり続けており、
買いが買いを呼ぶ展開で、
大きく上昇を続けました。
石破政権が退陣した後の、
新たな連立枠組みにより、
財政出動がなされるとの、
期待が高まっているのも、
上昇を促進する要因です。
ほぼ「バブルの入り口」に、
近づきつつある状況ですが、
このまま「バブル」化して、
さらなる続伸が続くかは、
少し考える必要があります。
だいぶ下がったとはいっても、
「15％」という税率は、
世界経済に打撃を与えます。
また、大規模な財政出動は、
財政不安に直結するために、
いずれ要注意になり得ます。
すでに長期金利の上昇が、
懸念されている状況であり、
国債価格が下落するなかで、
日本経済の基本インフラが、
どこまで機能するのかは、
疑問の残るところであります。
これらをまた整理した上で、
次号メルマガ（第588号：7月27日）で、
今後の展望を分析する予定です。
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