安倍政権の「大仕掛け」。
ECB理事会は緩和決定。「逆サプライズ」はありませんでした。
欧米市場も素直に反応して急騰。
日経先物(ナイト)もぐんと上昇しましたから、
私がメルマガで指摘する「居心地のいい水準」のど真ん中近辺に戻りつつあります。
後はギリシャ情勢での大波乱(1月25日)が気がかりですが、
そこを無事に通過すれば、年初から吹き荒れた「冬の嵐」はいったん沈静化。
昨年末から何度もメルマガに書いているように、
日本政府はまだ特大級の「玉」を持っていますから、
外部要因さえ落ち着けば、●月までにはふたたび上値をとりにいくはずです。
いずれにせよ、ギリシャ情勢で大きなハプニングがなければ、
私が「買い」を入れた1月16日金曜日お昼の16592.57円が、
「冬の嵐」が吹き荒れた、この1月相場の「底」になる可能性が高いです。
私は欧州での「逆サプライズ」を警戒し、いつも通り、早々に利食いしましたが、
読者の方の中には、●月をメドに最高値をつけるのを待つ方もおられるようです。
先物ではなく、ETFやオプションで勝負なさる方も多いようで、
先週金曜日の16500円台で、レバレッジつきのETF買いを拾った方もいます。
投資方法は人それぞれですから、全ての方が私ほど「臆病」に振る舞う必要はなく、
一定の損を覚悟した上で、ご自身でリスク管理をなさり、
中長期の見通しにのって投資していくやり方は大いに結構です。
ただしそれは、「思わぬ危険」と「今後の玉」の存在について、
正確で信頼できる情報を得ている場合にのみ通用します。
それゆえ、私のメルマガでは、政策と国際情勢分析のプロとして、
日本中の個人投資家がほとんど知らない情報提供を惜しげもなく行い、
「予想屋」ではなく実践投資家としての相場観をお示しする次第です。
暴落や調整の危険、また、政府の「玉」による上昇局面など、
「未来にくる危険の存在」、「中長期的な展望」とも、
過去のメルマガでほぼ完全に指摘したことは、古い読者もご存じのことでしょう。
おかげで、毎月メルマガ読者がどんどん増え続けるだけではなく、
いったん購読された方の継続率が9割以上という驚異的な数値を記録し続けており、
業者さんが驚くとともに、私もやめるタイミングがなくなってきたのが悩みですが、
多くの読者の方々が、私の「情報提供」「情報分析」「相場観」を、
ここまで熱心に、高く、強くご支持いただくことには感謝のしようがありません。
特段の宣伝もしませんし、メディア媒体への出演なども断るようにしていますが、
それよりもやはり、「本物」を提供し続けることの大切さを改めて実感します。
欧州緩和で「市場の目」は、次なる「グローバル・リスク」に向かいつつあります。
とりわけ、来週から中東情勢で新しい動きが出て、春には具体化しそうです。
また、日経平均に関しては、政府の「玉」の内容とタイミングが決定的要因です。
このせめぎあいの中で、今年のクライマックスに向かって相場は動きますから、
今後も鋭意、「情報提供」「情報分析」「正確な相場観」に励む所存です。
ところで。
イスラム国の人質事件などの騒動で、ほとんど注目されていませんが、
安倍政権がまた、国内の政局にからんで「大きな仕掛け」をやっているようです。
「自滅的」ともいえる代表選びをした民主党のおかげもあって、
もはや、野党が安倍政権に対抗することは不可能になりつつあります。
来週からの通常国会では、なんと冒頭の総理所信演説までスキップし、
国会で野党と議論する意志すらないことを示した安倍自民党に対し、
野党側は抗議すらできず、マスコミも「記事にならない」と取り上げもしません。
憲政史上、ちょっと稀な事態が国会で平然と発生する状況が「日常」となるほど、
今の安倍政権は野党に対して優位にあります。
しかし、ここらで政権側の「野党対策」は手を緩めるのかと思いきや、
さらに野党側を徹底的に叩き潰す「奇策」が、
菅官房長官らを中心に錬られているようです。
うまくいけば、5月頃には満天下に知られ、憲法改正にも大きく影響し、
何より日経平均株価の中長期的な動向にもダイレクトにつながる「奇策」です。
事が事だけに、世間に公開するブログには書けませんので、
次号メルマガ(第40号:1月25日発行)に掲載させていただきます。
もともと、「政治と経済」は密接に連動するものですが、
安倍政権下では「政治と相場」、「政治と株価」の連動性はほぼ絶対です。
先ほど申し上げた「情報分析」「情報提供」「正確な相場観」の基礎中の基礎です。
過去のブログやメルマガをお読みの方は、私が政界中枢の情報を、
非常に正確に掴んできたことが、いかに相場の「読み」にとって重要だったか、
よくご存じのことと存じますので、水面下の政権側の動きは気になることでしょう。
「毎週、日曜日のお昼が楽しみでなりません」とおっしゃる多くの読者の方へ、
感謝の気持ちを込めて、腕によりをかけて執筆するつもりです。
どうぞご期待ください。
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