(本日も体調不良につき、短めに)

繰り返しますが、「量的緩和+マイナス金利」のコンビネーションは、

もしかしたら、デフレ不況を吹き飛ばす「神の一手」なのかもしれません。

ただ、本当にそうかどうかは時間がたってみないとわかりません。

狙い通りにおカネが投資や消費に回り、インフレ傾向が顕著になり、

諸々の指標に表れてくるのに早くても数か月はかかるでしょう。

なにしろ、世界史上、誰もやったことのない実験なのですから、

実際に蓋を開けて結果をみるまでは誰もわからないのです。

マーケットも、この先の見通しを図りかねているようです。

日経平均はするすると「ど真ん中」まで戻った後、

売るべきか、買うべきかの「気迷い」が続いています。

ただ、積極的に買い上げる材料がない一方で、

不安要因の種はまだ存在してくすぶっています。

年明けから世界市場を荒れさせてきた「危機」は、

小康状態ではありますが、何ひとつ解決されていません。

原油は相変わらず30ドルを切り、

そろそろロシアは財政的に音を上げそうです。

中国はおそらくまた通貨切り下げを余儀なくされそうですが、

ここまで必死に「統制」しなければ、底なしの谷に沈みます。

北朝鮮はまたミサイル実験で東アジアを荒らしそうですから、

自衛隊は不測の事態が起こらないよう迎撃態勢をとっています。

また、米国の景気減速が顕著になりつつあり、

NY市場が日本などの緩和策に反応して一時的に上昇しても、

その後、じわりじわりと下げる傾向が続いています。

官邸のダメージ・コントロールは成功して、

甘利問題を切り抜けて、かえって支持率は上昇しましたが、

国会ではこれから、諸問題の「追及」が始まります。

文春も第3弾を用意しているそうですが、何が飛び出すか。

そんな折、私が最も重視する大事な数値が「目減り」しています。

私が日経平均の「居心地のいい水準」を算出する際の、

例の「基準値」は先週末に比べて約20円の急落です。

これはいったい何を意味するのか。

株式投資はギャンブルではありませんから、

「勝った」「負けた」でストレス解消するものではありません。

こういう不透明な状況でも、私たち投資家は、

絶対に生き残り、富を増やすことが使命です。

国会の見通し、市場の反応等いろいろと見えてきていますので、

次号メルマガ(第94号:2月7日発行)でまた、

あり得べき最適戦略についていくつか考察したいと思います。

今後も、「全勝」にこだわって、戦略を考え続けます。

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