(体調不良につき、短めの更新です。ご容赦ください)

「量的緩和+マイナス金利」という「未知の領域」です。

日経平均はひとまず大きく上げてきました。

(それでも「ど真ん中」付近までですが)

ただ、銀行が売り込まれているのに、全体が上昇するというのは、

過去、あまり記憶にないことです。

考えてみれば、不思議な現象です。

銀行は経済全体の心臓のような役割を果たしますが、

いくらたっぷりと筋肉をつけても心臓が弱くては、

長時間の激しい運動に耐えることができません。

黒田総裁は、景気が良くなれば銀行業績も回復するとしており、

ならば、売り込まれている銀行株は値を戻していくはずですが、

心配なのは銀行業績の収縮が景気回復の重しとなる場合です。

いずれせよ、「未知の領域」ですので、この後何が起きるのか、

市場参加者も政府関係者もピリピリしながら見つめています。

もっとも、日経平均を急落させる要素は、

当面のところ、だいぶ小康状態になっています。

外部要因では新しい材料が出てこないところに、

米国が引き締めのペースを緩め、

日、欧、中当局は大規模な緩和策に打って出ています。

ある意味では「世界同時緩和」といえるでしょう。

国内では甘利問題のダメージ・コントロールに成功し、

政権はむしろ支持率を大幅上昇させることとなりました。

無論、「危機」の種はまだまだあり、

世界各地でくすぶっていますので、いつ何があるかわかりませんが、

小康状態の際にどこまで上げるかは楽しみではあります。

もう少し行けば「時鳥トレード」のゾーンも来ます。

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