「対話」か、「軍事介入」か。
昨日の日経平均は続伸。
イランの対話希望が伝わるなど、
中東での戦争の先行きについて、
警戒感が後退してきたことが、
素直に反映された格好であります。
米国との間でいくつかの国が、
間もなく通商合意に至るという、
楽観的な情報があったことも、
上昇を後押しする材料であります。
株価位置も少し戻していますが、
諸々の不安が払拭されたならば、
ターゲットはまだ上になることは、
前号メルマガ（第582号：6月15日）で、
分析しているところであります。
もっとも中東での戦争については、
事態がどうなるかまだ不透明です。
トランプ政権がNSCを開催するなど、
米軍による直接的な軍事介入なども、
選択肢に含まれている状況であり、
外交戦が失敗に終わったならば、
さらなる戦闘のエスカレーションも、
あり得る状況であるといえます。
いずれにせよ内外の情勢推移は、
極めて目まぐるしい状況であり、
シナリオがガラリと変化しそうな、
幾多の要素を含んでいますので、
次号メルマガ（第583号：6月22日）で、
最新の情勢を盛り込んだ上での、
今後の展望を分析する予定です。
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