「中東の戦争」、「国内政局」の行方や如何。
昨日の日経平均は反発。
イランとイスラエルの戦闘が、
どこまで拡大していくのかは、
大きな懸念であり続けていますが、
G7やロシアなどによる外交戦で、
「停戦」を模索する動きの方も、
急激に展開されている状況です。
イスラエル自慢の防空システムが、
突破されたという報道も広まり、
本格的な攻撃が継続されるのか、
少し疑問視される情勢でもあります。
また、危機に特有の「ドル高」が、
「円安」の追い風を吹かせることも、
日経平均にとってはプラスであり、
前週末に売られていたぶんが、
買い戻される結果となりました。
前号メルマガ（第582号：6月15日）で、
株価位置について言及している通り、
中東での戦争が本格化したならば、
大きな崩落も予想されますが、
これが回避されるようであれば、
「貿易戦争」が後退することへの、
期待の方が上回ってくることもあり、
ある程度の堅調さは維持できます。
さて、どうなるか。
国内では夏の大型選挙が始まり、
政局ドラマが展開されますが、
こちらも情勢が二転三転して、
先行きはまだまだ不透明です。
こちらも前号で言及しましたが、
選挙結果の如何によっては、
市場に思わぬ懸念が台頭して、
荒れ模様になるシナリオも、
決して否定はされないだけに、
こちらも要注目であります。
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