昨日朝の「ショック安」は寄付直後の19252.04円まで。

「IS戦争」に西側諸国も「参戦」する話が急浮上していますが、

日経平均への影響はさほどでもありませんでした。

(日本の政治・経済への影響は少し後になって出ると思います。

この話はまた次号メルマガ(第83号:11月22日発行)で)

また、7-9月期のGDPは予想どおりマイナスだったものの、

ネガティブ・サプライズというほどの数字ではありませんでした。

いずれにせよ、「ショック」の程度がそれほどでもないとすると、

「玉」(政策)への「期待」で盛り返してくる番です。

甘利大臣の発言が大きく報じられたこともあり、

日経平均は8日連続となる陽線を記録して引けました。

ひさびさに「日本市場が世界連鎖安を止める」という構図になったのか、

欧州市場も米国市場もパリ同時多発テロで崩れるようなことはなく、

NYダウは大反発をしましたので、本日以後の日経平均はまた、

先週に記録した高値水準を目指しての上昇圧力が働きそうです。

以上、フランス同時テロは、確かに相場の「攪乱要因」にはなったものの、

その影響は瞬間的、かつ、限定的でした。

となると、前号メルマガ(第82号:11月15日発行)の見立てのとおり、

次のポイントはさらに上に来ます。

昨日の上昇も先物主導でした。

先週から日経平均株価の値動きには、

外部要因で夜下がっても、国内要因で後場には上昇するという、

「玉への期待相場」の様相が濃くなってきています。

そんなわけで「年末相場」の第1段が始まりました。

実際の「玉」が出てくるのはもう少し後ですが、

外部要因で相場がふたたび荒れてくるのも、もう少し先の話です。

「期待先行」「先物主導」という「思惑」が支配する構図が、

とりあえず構築されることとなりました。

この上昇に乗って買うのも、上昇が一段落した先で売るのも、

また、こういう「思惑」による「鉄火場」を避けて、

なんにもしないでただ相場を眺めるのも、どれも立派な戦略ですが、

いずれによせ、大事なのは、目前の株価がなぜ動いているのかを、

感情に左右されることなく冷静に分析しておくことだと思います。

「期待」の後には「事実」が来ます。

上昇が行き着くところまで行き着けばやがて下落に転じ、

また、下落の要因がなくなれば上昇が始まります。

この「呼吸」や「間合い」を押さえておくことで、

「負けない投資」ができるものと私は考えています。

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