FOMCを波乱なく通過。NYダウはふたたび18000ドル台を回復しました。

あいかわらずの「ハトの女王」イエレン・マジックの炸裂です。

日経平均はもう、2万円まで、あと一息のところまで迫っています。

FOMC前にはNY市場を始め、世界全体が一応の警戒で買い控えをしましたが、

外部要因のちょっとした不安など、今の日本市場は関係なし。

政府が率先して「チャートを作りに行く」相場になっており、

割高だろうが何だろうがお構いなしで上昇を続けています。

昨日も前場に少し下げたと思ったら、後場は年金買いがフル出動しました。

また、政府は現時点で手元にある政策要因を総出動させています。

例えば、政労使スキームでの賃上げで「春闘相場」を演出し、

新戦闘機の開発などの軍需による「特需相場」の要素も同時に投入しています。

メルマガ第45号(3月1日発行)に詳しく書きましたが、

短期的にもたらされる「軍需のインパクト」を無視してはいけません。

例えば、昨日発表された新戦闘機「F3」の開発・装備だけでも、

最終的な経済効果は数十兆円にものぼる超ビッグイベントです。

豪州など「準同盟国」への潜水艦輸出だけでも数兆円の規模にのぼりますが、

戦車や軍艦など類似の案件は今後、どんどん増えていくでしょう。

アベノミクスは現代の世界では珍しい統制経済的、計画経済的な「官製相場」です。

なかでも軍需は株高政策の柱のひとつとして機能する可能性が高いため、

私の選定する「基盤的国策銘柄」もこれに支えられることになりそうであることは、

メルマガ第45号に指摘したとおり。実際、凄まじいインパクトです。

「政策に売りなし」と言います。

すでに、日経平均もTOPIXも「異常な高値圏」に突入していますが、

政府がこの「政府主催のパーティ」を続ける限りは、株高は続きそうです。

では、いつまでパーティーが続くのか?

株高をやりたり政治的な理由がなくなって政策的な切れ目が来たり、

あるいは政局や政権交代などで政策の継続性に疑問が持たれたら、

パーティーは終わり、潮が退くように株価も下げることが予想されます。

それゆえ、予想される「政策の切れ目」や「政策の転機」について、

自民党内や野党から聞こえる最新の情報をもとに、

次号メルマガ(第48号:3月22日発行)に、また詳しく書きます。

知る限り、こうした観点から相場を分析している人は非常に稀ですし、

ことごとく相場の転機を「的中」させてきた人も滅多にいないと思いますので。

さて。

そろそろ桜の開花の話も聞かれる頃です。

春爛漫と桜が咲き誇る頃には、株価も最高潮に達しているかもしれません。

昨日、また、「株」とはいったい何であるか、その意味を知らない若い人から、

藪から棒に、「ネット証券の口座を開くには、何がいいですかね?」と聞かれました。

(その人は私が時鳥であることは知りません)

やがて、「日経平均2万円」が新聞の一面を飾れば、

また、たくさんの一般投資家の方々が、株式相場に参入してきそうです。

読者の皆様。

この「政府主催のパーティー」で踊りますか?

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