相場とは、欲と恐怖の増幅装置。
「3月中に2万円」という「期待」が相場を押し上げています。
外部要因が安定していますし、下がっても政府がPKOで買い支えますから、
多くの投資家が安心して買っています。
昨日、前号メルマガ(第47号:3月15日発行)に書いた「指標銘柄」の話をしましたが、
今のところ、下げる気配はまだないようです。
今日のFOMCでのサプライズが要注意といえば要注意ですが、
今のところ、NY市場の大勢は上に行く方向でポジションをとりつつあるようです。
先週から書いているように、買い方へ風が吹く流れは継続です。
もっとも、日経平均にまだまだ上値余地があるのはずっと申し上げている通りですが、
私は最高値からのさらなる上昇に「期待」しての買いはやりません。
何より恐ろしいのは、自分を見失うことです。
どんなに時代が変われど「相場とは欲と恐怖の増幅装置」です。
皆が熱狂している時に冷静になった者が生き残り、
皆が臆病になっている時に大胆になった者が巨富を得ます。
上がり続ける相場はなく、下がり続ける相場もありませんが、
変化はいつも突然にやってきます。
とりわけ、アベノミクスのような「政策相場」においては、
「政策の転機」「政策の切れ目」は要注意です。
「日経平均2万円」の声が聞こえてくればくるほど、
一般投資家が買い参入してくることになりそうですが、
そのタイミングを虎視眈々と狙っている筋は世界中にたくさんいます。
この熱狂のなかで買いを入れておられる方は、しばらくは儲かるでしょうが、
周囲が熱くなればなるほど冷静さを保つようにご注意をなさったほうが賢明です。
とりあえず、今のところは前号メルマガ(第47号:3月15日発行)に書いたとおり、
米国のFOMCとその後の推移を見守ることにします。
遅かれ早かれチャンスは来ます。
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