2月からの上昇局面にいったんブレーキがかかり、

「スピード調整」となるタイミングが私にとって「今年2回目の戦い」でした。

メルマガ読者には、事前に全ての戦略と株価位置をお伝えしておりましたが、

「種明かし」をするならば、私が「異常値上限」とみていたのは18870円。

この近辺でいったん上昇にストップがかかるだろうと考え、

3月のはじめから出動の機会を伺っておりました。

日足チャートをご覧ください。

見事に18870円近辺でもつれはじめ、断続的な調整が始まったことがわかります。

ただし、事前に「値幅を伴わない、日柄調整に終わる」可能性を指摘した通り、

狙いどおりストンと落ちても、政府PKOですぐに反発し、随分苦戦しました。

私が動き始めたのは、日経平均が18600円を超えてからでしたが、

何度もストンと落ちるところを捉えたものの、その都度相場が反発したため、

同値撤退や少額利益での利確を繰り返し、フラストレーションがたまる展開でした。

ですが、絶好機となったのが米国雇用統計です。

あらかじめ「利上げ警戒が台頭する内容ならば荒れる」とお伝えしていた通り、

NY市場に「利上げ警戒」が広がるのを確認し、その旨をツイッタ―でつぶやいて、

18995円で売りを入れました。これがヒット。

その後、NY市場がガタガタと崩れるのにつられ、日経平均先物も大きく下落。

3月10日のナイトセッションでは18500円をターゲットとする動きになりました。

あの下落の勢いなら、1000円超の下げになってもおかしくなかったのですが、

メジャーSQで相場が不安定な上、皆が政府PKOの威力を恐れていたので、

翌日の「魔の水曜日」での大反発もあり得ると考えて、

「ターゲット」であるとツイッタ―でつぶやいた18500円の10円手前で利確。

これで、3月最初の出動から累計で600円幅、約6%増の資金増で勝利確定。

「今年2回目の戦い」を経て、年初からの資金増加は約9%となりました。

それにしても、苦戦しました。

幸いにも、「米国雇用統計での潮目の転換」と、火曜日の「ターゲット・タッチ」を、

見事、ぴったんこでとらえることができたため500円幅に近い利益を得られましたが、

それ以外は下がっても反発、下がっても反発という繰り返しで撤退を繰り返し、

あやうく、勝利というよりは「引き分け」に近い結果に終わるところでした。

ただ、こんな不可思議な相場展開がいつまでも続くものではありません。

ここまで政府PKOによる株価操縦が続くのは異常としか言いようがなく、

異常なことはいつか必ず正されますから、やがて旧に復するはずです。

近いうちにまた、1000円規模の調整をこなす「通常の相場」に戻るはずですが、

いつそうなるかは、いつまで政府の意志と政策資源が続くかにかかっています。

前号メルマガ(第47号:3月15日発行)に書きましたが、

今週、もう一度、相場が荒れる可能性があります。

もし、今週荒れるとすれば、やや本格的な外部要因の荒れ材料の可能性が高く、

政府PKOの出方次第では下げの値幅はかなりのものになるかもしれません。

ただ、政治的理由で政府は「チャートを作りにいく」構えですので、

今週から来週にかけての下げ(あるとすれば)は、いったん押し戻すかもしれませんが、

そのちょっと先に転機があるように考えています。

では、荒れるとすれば、その原因は何か。

そして、この先に転機があるとすれば、それはいつなのか。

全て、前号メルマガに詳しく書きましたので、ご興味のおありの方はご参照ください。

10年に一度あるかないかの異常な相場展開が続いていますが、

それでも決して「負けない」のが時鳥軍団です。

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