「政策相場」で株価が上がるには条件があります。
日経平均はわずかに反落。
大きく下げることもありませんでしたが、さすがにこの株価は高すぎます。
いったん利食いして様子を見る動きが広がるのも当然です。
とりあえずは、FOMCの結果待ちです。
サプライズがあれば大きな動きになりかねませんので、高値で買っている方はご注意を。
ただ、前号メルマガ(第47号:3月15日発行)に書いた、
この上昇局面の「指標銘柄」はこの高値でも依然として堅調ですから、
政府PKOの「買い本尊」はまだ買い意欲旺盛であるようにはみえます。
アベノミクスはつまるところ「政策相場」ですが、
政府が株価を釣り上げる政治的な理由がある間は、やはり上げ圧力が続きます。
ただし、それがうまく機能するには、外部要因に大きな不安がないことが条件です。
FOMCを経て、NYが荒れるかどうかはやはり気になります。
そして、NYよりも気になるのは、利上げでマネーが巻き返すであろう新興国です。
ロシアの中枢で異変が発生しているという噂もありますが、
いつ、どんなサプライズが発生し、ヘッジファンドが売り崩しにくるかわかりません。
相場全体が売りに傾けば、政府PKOにも限界があるのは1月相場で証明済みです。
おそらく政府が設定したであろう日経平均の上値ターゲットはもっと上ですが、
いくら上値余地があっても、高値での買いには常に注意が必要であることは、
常にアタマに入れておきたいものです。
もっとも、メルマガで書いたように、相場が急変するようなら、
それはそれで私達にとってチャンスではありますが。
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