これから安倍政権に起きること。
日本株は独歩高。
このままの勢いが続くならば、今日か、もしくは来週にも、
ふたたび高値をとりにいってもおかしくはありません。
前号メルマガに書いた「2つの条件」が持続していますので、
私の指摘した「最も可能性の高いシナリオ」どおりに展開しています。
私の狙うゾーンはこの先にありますので、
そろそろ準備をしながら相場を眺めています。
(具体的なエントリー位置などは、また次号メルマガに書きます)
さて。
昨日は安保法案が衆議院を通過。
ここからしばらく国会は完全機能停止。
ふたたび動き出すのはお盆明けでしょうか。
また、9月の参院通過か「60日ルール」適用時に、
それなりに大きな騒動になりそうですので、
政権側は「潮目」をふたたび変えるべく、
この8月にかけていろいろな手を打たねばなりません。
私がずっとメルマガで指摘してきた「8月の憂鬱」です。
例の「日本株独歩高」メカニズムは崩れていませんが、
少しづつ政権の先行きには不安の雲が漂ってきます。
無論、反対派の人々が「期待」するように、
ちょっとやそっと支持率が落ちたからといって、
政権が倒れるようなことはまずありません。
しかし、私がいつも参考値として持ち出す、
例の「●●指数」はある水準を割ると回復は不能になります。
とにもかくにもルビコン川を渡ってしまった政権側は、
よほどの逆転打を打たない限り、
残り任期いっぱい「弱い」政権として過ごすことになります。
そして、万策尽きたときに、その命運が途絶えるわけです。
この後、秋、年末、春先と思ってもみない「関門」が待っており、
そして、その先に来年の参議院選挙があり、
そこで勝つか負けるかで安倍政権の「本懐」の成就が決まります。
それゆえ、政権としてはその「関門」ごとに株価を上げる誘惑にかられ、
持てる残りのリソースを全力で投入しようとするでしょう。
そして、やがて万策尽きるときが来ます。
買い方にとっても、売り方にとっても、これらは非常に重要な点です。
「安倍政権退陣」とは「アベノミクスの終焉」を意味します。
「後継内閣」が誰になるかで「次の経済政策」が決まります。
人々が思っているほど政権というのは簡単に倒れるわけではありませんが、
人々が全く考えてもいない時に政権は崩壊するものです。
安保法制を「強行採決」したことで、確実に潮目が変わりました。
世間はもうしばらく安保法制の余波の話で持ちきりでしょうが、
投資家たるもの、もっと先を見つめて人より先に動き出すべきです。
次号メルマガ(第65号:7月19日発行)では、
「これから安倍政権に起きること」を分析してみます。
一般の投資家の皆様にとっては広い視野で「先」を見渡すための、
ほとんど唯一の機会でしょうし、
私のメルマガを「楽しみに」待っておられる、
「専門家」や「メディア」の方にとっては、
よい「話の種」や「メシの種」になるのではないでしょうか。
お楽しみに。
(※都合により、7月19日の発行は午後8時となります。予めご了承ください)
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