岸田政権の本格始動。これから出る「玉」。
昨日の日経平均は大幅に上昇。
米国の「テーパリング」開始で、
景気向上が裏付けられた一方で、
まだまだ「引き締め」までは遠く、
「利上げ」は先の話であることも、
市場参加者に理解されたことで、
日本株も安心して上昇しました。
為替がほどほどのレベルで安定し、
「円安」効果をもたらしており、
日本企業の「稼ぐ力」の回復が、
数値として裏付けられているのを、
織り込んでの上昇だともいえます。
政策的な「玉」への期待もあります。
いよいよ来週、特別国会が開かれ、
岸田内閣が始動することになります。
直近では大型の経済対策の内容に、
大いに注目が集まるところですし、
「成長と分配の好循環」なるものを、
どう担保していくのかという点が、
ようやく具体策として語られます。
ただ、国会の会期幅などをめぐり、
まだ不明確な部分もあるようです。
期待された通りのスケジュールで、
期待された通りの「玉」が出るかは、
よく見極める必要がありますので、
次号メルマガ（第394号：11月7日）で、
最新の情報を盛り込んだ上で、
今後のシナリオを分析する予定です。
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