まずは、手堅く「1勝」。でも、本番はこれからです。
改造内閣が発足した昨日、
私は予告どおりに久々の出動をしました。
昨日朝のブログで、
「目の前にある「強固なカベ」の付近でもつれるかどうか。」
「カベの向こうに入れば打診売りもありです。」
と書いたとおりにエントリーした次第です。
メルマガ読者の方はご存じのとおり、「強固なカベ」とは15800円のこと。
改造内閣の陣容もほぼ出揃い、いったん「材料出尽くし」となるタイミングと、
「15800円のカベ」の到達が見事に重なったので、「いける」と判断しました。
まず9時台に、15800円近辺で停滞したのをみて、「15800円売り」を拾ってみましたが、
前場の引け間際に15780円台で反発したのをみて、
お昼時の「買い仕掛け」を警戒して、いったん5円幅の利益をとって撤退しました。
しかし、その後の「買い仕掛け」も15830円付近で上値を抑えられ、
15810円前後で停滞したため、再び、「15810円売り」でエントリー。
これがうまくはまり、大引けにかけて15700円前後までストンと下落。
午後3時台には一時15600台に突入しました。
高値圏での長い上ヒゲつきの陰線は、翌日以降の下落のサインですので、
通常ならば15500円台までは保持するところですが、今回は状況が状況です。
為替の状況が一変していることに加え、
翌日、翌々日に、日銀決定会合、ECB理事会、米国雇用統計という、
超ビッグイベントの「怒涛の3連発」が控えてます。
また、夕方には、メディアが閣僚談話や各党代表コメントを求めて、
永田町一帯を慌ただしく駆けまわり始めたのをみて、
サプライズ・コメントでナイトセッションでの「買い仕掛け」があるのを警戒し、
手堅く安全策をとって、ぴったり100円利幅の15710円で指値して利確しました。
(これらの判断の根拠となる「相場観」はtwitterでその都度つぶやいています)
合計105円幅の利益でまずは1勝。「小手調べ」としては上出来です。
ただし、これはあくまで「小手調べ」。
15800円でいったん跳ね返されることは7月頃からわかっていた話ですし、
ちょうどそこに「内閣改造イベント終了」という好条件が重なったため、
イレギュラーに出動したものですが、「時鳥トレード」は明日以降が「本番」です。
無論、今日以降も「15800円のカベ」が抜けないとなれば再度エントリーしますが、
為替を中心に、15800円を突破させ得る支援材料も存在しますし、
カベは2回、3回とトライするうちに抜けるものです。
(ナイトセッションでもいったん15800円をつけたようです)
メルマガ読者の方はご存じのとおり、
私が「本番」として狙っているシナリオは、
【1】今週金曜日、米国雇用統計での波乱
【2】来週、MSQがらみの波乱
【3】本当の「上の異常値」に達してからの失速
のいずれか、もしくはこれらの「合わせ技」です。
したがって、次の焦点は金曜日の米国雇用統計です。
無論、相場は生き物なので、臨機応変が大原則ではありますが、
もし、狙ったシナリオにあてはまる事態が到来すれば、
メルマガ第19号(8月31日発行)の「内閣改造、米国雇用統計、メジャーSQ」で、
具体的に詳しくご紹介したとおりに、淡々と粛々とエントリーするつもりです。
また、メルマガで毎週ご紹介している「居心地のいい水準」を参考にして、
相場が「上の異常値」に達した場合は、
メルマガ第6号(6月1日発行)でご紹介した「短期的な天井での売り戦略」
メルマガ第7号(6月8日発行)でご紹介した「天井圏からストンと落ちる瞬間」
でご紹介した手法をそのまま使います。(昨日もこれを応用してます)
そして、MSQの値洗いの瞬間には、
メルマガ第16号(8月10日発行)でご紹介した「SQ当日のエントリーについて」
の手法が使えるようなら使います。
なお、上記の3つの記事(6号、7号、16号)の内容は、来週のトレードに関連しますが、
現時点で、これらの号のバックナンバーを読むのは不可能ですので、
次号メルマガ(20号:9月7日発行)にまとめて再録いたします。
「無精してコピペするな!」とお叱りを受けるかもしれませんが、
「ノウハウ」、「技術」、「相場観」こそが私がメルマガでお伝えしたい内容です。
普遍的な「ノウハウ」や「技術」は場面が変わっても応用が効いてしかるべきですし、
私が行き当たりばったり、口から出まかせトレードしているわけではなく、
ブレずに一貫した、明快な理論と法則性のもとにエントリーしていることを、
新しい読者の方にもおわかりいただきたいので、そのまま再掲載します。
どうぞ、ご期待ください。
ところで。
昨日、当面のカベである15800円に到達したのを機に、
読者の皆様から、相次いで「意外な連絡」をいただいて苦笑しております。
私がずっと、
「今月(8月)中に7月31日高値15759.66円回復は十分あり得る」
と言い続けていたからか、
あるいはまた、15500円の攻防の際に、
「下が固いとなれば、こんどは上に向けて仕掛けてくるものです」
と書いたこともあってか、
ご自身の判断で、強気のエントリーをされた方が何人もおられ、
15500円レベルから一気に300円も抜いた方や
15000円や15100円の「買い玉」をまだ持っている方までおられます。
(日経225で700円や800円も抜くのは驚異的なことです!)
私が7月からずっと、9月にかけての「15500円⇒15800円⇒『上の異常値』」シナリオで、
メルマガの「エントリー戦略」を書いてきたのは、読めば誰の目にも明らかでした。
ご存じのように、私がこうした「予測」めいたことを書くことは滅多にありませんが、
今回はかなり「手応え」を感じておりましたので、あえて掲載した次第です。
私の情報をもとに、ご自身の判断でリスクをおとりになった読者の方々から、
感謝の言葉をいただいておりますが、こちらからも祝福を申し上げます。
何度も繰り返し申し上げて恐縮ですが、
私は投資助言業者ではありませんし、頻繁にメルマガを発行する物理的時間もなく、
また、それにあたる報酬もいただいていませんので、
シグナル配信のような形で「ここで買い」「ここで売り」と言った助言はできません。
(過去記事:「ツイッタ―での実況中継やめます」をご参照ください)
しかし、皆様の投資人生を考えれば、「シグナル配信」等はむしろ有害だと思っておりますし、
読者の皆様も、その点をご承知の上でメルマガを購読されていると承知しております(※)。
しかしその分、毎週のメルマガでは、他にあり得ないような分量と密度で、
相場における「ノウハウ」や「技術」をお伝えするとともに、
メディアに出る前の最新情報とその分析、そしてそこからくる「相場観」をお伝えし、
私独自の投資尺度である「居心地のいい水準」をご提供申し上げている次第です。
その上でなお、私自身は、
私自身が、自分を含む全ての人の「予測」を一切信じていないことと、
「儲ける」よりも「リスク回避」に重きを置いていることから、
「上がるだろう」「下がるだろう」といった「予測」には絶対に乗りませんが、
投資の手法は人それぞれですし、せっかく得た貴重な情報や分析を、
どのように活かそうと、皆様がご自身の判断でリスクをとるのは自由ですので、
「相場巧者」の方々が、果敢かつ賢明に利益を得られたことを祝福申し上げる次第です。
ただし、初心者の方には、やはりあまりお勧めしません。
少なくとも、最悪の場合でも破産しないリスク管理術や、
不意の状況急変にも対応できる「ノウハウ」と「技術」を身につけない限り、
(私を含む全ての人の)「予測」に基づいてのトレードはやはり危険です。
基本的で普遍的な「ノウハウ」、「技術」、「相場観」は、
私のメルマガをしばらくとっていれば学ぶことができますから、
それまでの間は、退屈でも、マンネリでも、
徹底して「安心、安全、堅実」なポイントを待つほうが賢明だと思います。
そういう私自身も、どんなに自分の「予測」の正確さに自信があっても、
やはり「安心、安全、堅実」なポイントに来るまでは指一本動かしません。
私はそれでいいと思っていますし、それで十分な利益を得ています。
これが、私の「時鳥トレード」です。
「泣かぬなら 泣くまで待とう 時鳥」が結局、一番長く天下をとったのです。
そんなわけで、狙っていたポイントがいよいよ近づいています。
「安心、安全、堅実」に、淡々と、粛々といきたいと思います。
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(※)【シグナル配信をご希望の方へ】
いまでも時折、「エントリーするたびにメールをしろ」とおっしゃる方がおられます。
手取り、足取り、「ここで売り」、「ここで買い」という指示をご希望の方のようです。
しかし、法律上、私にもそれはできませんし、そうした報酬には興味も関心もなく、
むしろ、読者の皆様の今後の投資家人生に有害だとすら思ってますので、私はやりません。
どうしてもシグナル配信がいいという方は専門の業者を探していただくようお願いします。
広告とは裏腹に「大損した」という話ばかり聞きますが、あえてそれがいいという方は、
あちこちお試しになるのもいいのではないでしょうか。
グーグルで検索すればたくさん出てきます。
↓↓↓例えば、ここなどは有名な老舗で、顧問料も比較的安いようです。
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(昔、問い合わせたことがありますが、正確な過去の実績は教えていただけませんでした)
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時鳥さま
いつもメルマガを、楽しみにしております。
この日は、出張中でエントリーできず大変残念でした。
しかしながら、本日ショック対応で
目標値まで待てなかったですが、
勝つことができました。
また、よろしくお願いいたします。