本日はSQの中日。「魔の水曜日」です。

上にも下にも、何の理由も法則性もなく荒れやすい日です。

「君子危うきに近寄らず」。

うかつに個人投資家が近づくと大けがをする可能性があるので、私は様子見です。

ただ、昨日の引けが良くなかったことを危惧しています。

前夜のNYの下げを挽回し、一時、15900円台まで回復したまでは良かったのですが、

予算委員会での安倍総理の円安発言なども影響し、

後場から引けにかけて、一気に100円以上も下げて、結局、日足は陰線に。

この株価位置での、長い上ヒゲとつけての陰線は非常に良く有りません。

形だけ見るならば、10月2日安値15646.40円を割り込みそうな雰囲気ですが、

参院予算委員会中の暴落を嫌った政府PKOがイッパツ出れば猛烈に踏み上げられます。

また、15500円が近づくとヘッジファンドも慎重になるでしょうから、

チャートだけ見て「下げる!」と飛びつくのはリスクがあります。

したがって、私は様子見です。

個人投資家にはノルマも何もないのですから、「勝てる時」だけ出動すればいいのです。

明らかな「異常値」となり、世間の人々が欲で昂揚したり、恐怖感で震える時こそが、

「時鳥トレード」にとっては「安心、安全、堅実」な出動機会。

その時が来るまで、相場のことなどあんまり考えずに、本業に精を出せばいいのです。

そうやって、何ヶ月かに1回(今年はちょっと多いですが)の機会をコツコツ掴めば、

年間でみて20~30%の資金増にはなりますが、これだけ獲れればプロ級です。

堅実に、堅実に、毎年3割殖やせば、10年後には14倍、20年後には190倍です。

さらに、私たちには「日経平均先物の秘密エントリー・ポイント」があり、

メルマガ読者に無料プレゼントしている「エントリー・ポイント1(EP1)」だけでも、

慎重にコツコツやれば、毎月、何%も資金が増えていきます。

先日、新たにEP2、EP3をご案内した方は、特にEP2の威力を実感されていると思います。

堅実に、EP1、EP2、EP3を組み合わせれば、途方もない利益になる可能性があります。

上に行くか、下に行くかわかりもしないのにエントリーするのは丁半博打です。

堅実に儲ける機会がたくさんあるのに、

貴重な資金をギャンブルに突っ込むのはバカげています。

そんなわけで今日、明日と、私は様子見のつもりです。

さて。

ブログのコメント欄に以下のような質問が寄せられました。

新しい読者の方が急速に増えていますので、

かつて申し上げた内容をご存じないままお読みになる方も増えています。

ブログやメルマガの方針に関することですので、

あえて、以下に掲載します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

時鳥様、先月からメルマガの会員になりました。
今後とも宜しくお願い致します。
ところで、メルマガと日記を拝見しますと、
時鳥様の主戦場はやはり日経先物取引でしょうか?

私自身、先物取引にはそのレバレッジ効果よりも
リスクに対しての恐怖心から敬遠しておりました。
先月メルマガの会員になってからは、
日経225先物の勉強を少しづつではありますが続けているところです。

先月の爆下げは、時鳥様が繰り返しおっしゃっていた、
「基本は売り目線」のおかげで危険を回避できたことと、
225主力銘柄の空売りを仕掛けられたことに感謝しております。

ただ、去年の前半と比べてみると、
我々個人投資家にとっては難しい局面になっていると思いますが、
今は株取引よりも先物取引の方がコンスタントに利益が上がるのでしょうか?
ド素人の質問で申し訳ありません。
(Edomae様)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Edomae様がおっしゃる「リスクに対しての恐怖心」には全く同感です。

過去記事「日経225(先物)をやる上で絶対に注意すべきこれだけのこと。」で、

先物投資の怖さや危険性についてたっぷり書きましたので、ご参考になさって下さい。

本来なら、先物みたいな危険なことは、私もやりたくないです。

怖くて仕方ありませんので、年に何回かの「絶好機」しか出動しません。

それくらいがちょうどいいと思っております。

しかし、あえて私が先物を使うのは、

値動きに独特のクセがあり、慣れればかえってわかりやすいからです。

EP1、EP2、EP3はその典型ですが、

高値圏ですとんと落ちたり、SQ当日の朝イチ、突発的なショック対応など、

非常にわかりやすく、再現性の高いシグナルと動きのクセがありますので、

「安心、安全、堅実」だと思ったときにエントリーするのはかえって楽です。

私のメルマガは、そうした「値動きのクセ」をご紹介するとともに、

適宜適切な「エントリー手法」をお伝えすることも目的のひとつです。

ただし、本来であれば、「主戦場」は現物取引だと考えています。

今年はレンジ相場が長く続いたため、先物の取引回数は多いものの、

本当に「安心、安全、堅実」なのは政府が守る優良株です。

年に1度、あるいは数年に1度、相場全体が「大底」をつけたときに、

「安心、安全、堅実」な「基盤的国策銘柄」をたっぷり買い込み、

あとはしばらく寝て暮らすのが、最も素晴らしい投資法だと考えています。

今年は2月に「大底」があり、きっちり全株で利益を得ました。

私としては、去年の前半よりも、今のほうがよほどやりやすいのですが、

いずれにせよ、

上昇相場には上昇相場なりの、

暴落相場には暴落相場なりの、

レンジ相場にはレンジ相場なりの、

「安心、安全、堅実」なエントリー戦略はあります。

メルマガでは、その都度、その都度、ご紹介する予定ですのでお楽しみに。

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