(午前0時半の更新です)

上に行くか下に行くかが注目された火曜日。

日経平均は上昇しました。

終値は16675.45円ですから、

ギリギリで「16660円」を上回ってきました。

案に相違しての上昇に戸惑った投資家も多いようですが、

SQ週には株価形成の合理性がなくなるものですから、

昨日の上昇をもって相場が強気に転じたとはいえません。

なお、SQ週の値動きには「一定のパターン」はあっても、

毎回、必ずそうなることが保証されるわけではありません。

したがって、昨日の上昇が「上への波乱」につながると、

私自身は「予測」したり「期待」したりはしません。

今週、SQ絡みの波乱が発生した場合の戦略については、

前号メルマガ(第111号:6月5日発行)に詳しく書きました。

「上への波乱」と「下への波乱」で意味合いが変わりますし、

いつも必ずエントリーできる条件が重なるわけでもなく、

ただただ、「安心、安全、堅実」と思われる局面が来るのを、

淡々と感情を交えずに待つのみです。

私がこのブログ創設以来、一貫して申し上げてきたのは、

「予測」や「期待」に乗ることは決してせず、

ひたすら株価位置が「待ちゾーン」に達するのを待ち、

条件を満たした時のみ淡々とエントリーすることのみですので、

「魔の水曜日」の今日、どちらに動くかだけを、

じっくりと見極めて参りたいと思います。

もっとも。

今週の値動きには合理性はないとはいえ、

昨日、上昇に転じたことを私は「おもしろい」と感じています。

私が警戒してきた「6月の暗雲」は、

その多くが海外要因になる可能性があり、

それらは日本政府のコントロールの範疇外であることは、

以前からご指摘申し上げていることではあります。

ということは、私達日本人投資家の預かり知らないところで、

海外要因が急速に好転する可能性もまた、

なくはないからです。

特に「6月の暗雲」の中でも最悪の「例の件」は、

日替わりで新しい状況が出現しています。

メルマガ第110号(5月29日)に書いたように、

「最悪の事態」を防ぐ「奥の手」が発動中であり、

ハッピーエンドに終わったならば、

株式市場のほうは「良いシナリオ」に向かいます。

6月はのっけから「暗雲」が立ち込め、

一時的に「底割れ」してしまっていますが、

しかし、やっぱり何があるかわかりません。

過度な頑固さや自説への固執というのは、

時に死を招きかねませんのでご注意を。

いずれにせよ、SQ通過の後、

内外のそうした事情を勘案して、

「安心、安全、堅実」に生き残る方策について、

次号メルマガ(第112号:6月12日発行)で考察します。

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