「CPIショック」と「バブル」再点火の条件。
昨日の日経平均は反落。
中東情勢がどうなるのかなど、
読みづらい材料があるために、
積極的な買いが続くことはなく、
やや売りに押された格好です。
ただ、昨夜の米国市場では、
CPIの上振れが材料視されて、
大きく下げてしまっており、
「CPIショック」の様相を呈します。
前号メルマガ(第520号:4月7日)で、
日米当局の金融政策についても、
不安な点について触れていますが、
「粘着性インフレ」が懸念されて、
「利下げ」が遠のくようであれば、
株価にはやはりネガティブです。
「バブル」を再点火するためには、
一定の条件が整う必要がありますが、
地政学リスクも当局の金融政策も、
どちらも不安定としかいえず、
予断を許さぬところであります。
引き続き情勢の推移を見極め、
適宜適切に動きたい局面ですので、
新たな材料を整理・分析した上で、
次号メルマガ(第521号:4月14日)で、
今後の展望を分析する予定です。
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