「次の一手」に要注意。
昨日の日経平均は反落。
週末のイランの「報復」を受けて、
一時、大幅に値下がりしました。
イスラエルの態度が強硬で、
「反撃」を宣言していることも、
市場の不安を増幅しています。
「最悪のシナリオ」が警戒され、
市場の動揺が続きそうであるのは、
前号メルマガ（第521号：4月14日）で、
詳しく分析しているところですが、
次はイスラエルがどう出るのか、
米国はじめ関係国がどう動くのか、
「次の一手」が注目されます。
一方、米国の指標が強いため、
「利下げ」観測が後退して、
「円安」を促進していますが、
当初の「防衛ライン」を超えて、
さらに円が安くなっているため、
「介入」への警戒も燻ります。
こちらも当局の「次の一手」で、
市場に激震が走る可能性があり、
注意を要するところであります。
相場は「生き物」でありますが、
政策決定をする人々によって、
「次の一手」がどう出るかで、
また上下に大きく動きかねず、
注意を要する局面ですので、
そのつもりで情勢の推移を、
見極めて参りたいところです。
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