地政学リスクの懸念と、「バブル」再点火の条件。
昨日の日経平均は反発。
侵攻中のイスラエル軍の大半が、
ガザ地区から撤収したと報じられ、
中東情勢が好転するとの期待で、
日経平均も反発に転じています。
地政学リスクの俄かな台頭が、
「冷や水」となっていたわけで、
危機が収束するようであれば、
下げる理由がそれだけ減ります。
もっとも、このガザ撤収の報は、
「停戦」を意味するのではなく、
ラファでの新たな作戦のための、
準備行動だとも報道されており、
実際に情勢がどう転じるのかは、
予断を許さないところであります。
無論、「バブル」の再点火にも、
まだ可能性が残されているのは、
前号メルマガ(第520号:4月7日)で、
検証しているところでありますが、
イスラエルの軍事行動の行方、
またイランの「報復」の中身など、
まだ見極めるべき要素は多いです。
好悪どちらの方向に向かっても、
不意に情勢が変化し得るという、
センシティブな週でありますので、
そのつもりでの注意は必要です。
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