中東情勢の緊迫化と「バブル」の未来。
先週末の日経平均は急落。
日米の金融政策の行方が、
やや不透明になったところに、
中東情勢が俄かに緊迫して、
大きな「冷や水」となりました。
今後また「バブル」が再点火され、
再上昇に転じる可能性があるかどうか、
前号メルマガ(第520号:4月7日)で、
詳しく検証しているところですが、
いずれにせよ中東情勢の展開が、
どのようなものになるのかは、
決定的に重要な点であります。
ガザ地区にいたイスラエル軍が、
主力を撤収させたとの報もあり、
「停戦」への期待も残りますが、
これとはまた違う文脈において、
イランとの衝突が懸念されており、
事態は非常に緊迫しています。
数日、あるいは数時間のうちに、
情勢が急転する可能性があり、
予断を許さないのは確かです。
「バブル」の前提条件などが、
また整う状況になるようならば、
再上昇も期待できるでしょうが、
現在進行中の地政学リスクは、
最悪の場合はそうした期待を、
吹き飛ばす威力を持っています。
今週の株式相場については、
これら外部要因の変化を含め、
やはり情勢の推移に対して、
機敏に反応することが肝要です。
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