「バブル」再燃の条件。
昨日の日経平均は反発。
イランとイスラエルの双方が、
これ以上の「報復」の応酬を、
回避する姿勢を示した結果、
中東情勢が小康状態となり、
市場に安心感が広がっています。
ガザにおけるラファ作戦など、
予断を許さぬ材料はありますが、
地政学リスクが後退するのは、
株式市場にはプラスとなります。
もっとも、危機が去ったとはいえ、
「バブル」が再燃するかどうかには、
また別の決定的な要素があるのは、
前号メルマガ(第522号:4月21日)で、
詳しく指摘しているところであります。
結局、「円安」の流れが止まらずに、
当局の対応が求められるなかで、
金融政策がどうするかによって、
市場の空気は変化し得るわけで、
今週以降に大きなヤマ場が、
到来する可能性があるのは、
注意しておきたいところです。
「バブル」を否定するには、
まだ少し早いと思われますが、
「バブル」が再燃するには、
それだけの条件があることを、
覚えておきたいところであります。
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