やや出鼻をくじかれた感じがします。

週明け(昨日)の日経平均は、寄り付きこそ高く始まったものの、

早い時間帯から大きな売りをぶつけられ、

一時は20300円台まで下落してしまいました。

もっとも「先高感」も健在で、すぐに戻して後場には20400円台をキープ。

結局、前日終値比3.71円安で引け、今日以降の再上昇余力を示しています。

ただ、前号ブログで「上値余地」の上限(私のいう「異常値上限」)まで、

日経平均には「2つのカベ」が存在することを指摘していますが、

なかなか最初のカベが抜けません。

「先高感」は健在ですので、そうそう下がりはしませんが、

日足チャートはじり、じりと弧を描くように下がっており、

ちょっと嫌な形になりつつあります。

米国株はやはり下落傾向が顕著になっており、

最近はあまり連動しないとはいえ、

日経平均がNY市場のトレンドと相反する形でどこまで上昇できるか、

少し、不安な気になってきました。

昨日後場に示した「先高感」がどこまで本物か、注視が必要です。

ただ、今週はメジャーSQ週です。

この期間に日経平均がどういう動きを示しても、

それは、トレンドの形成とはほとんど関係ありません。

特に、本日、火曜日は要注意。

少し前まで、SQ週の中日は「魔の水曜日」になるものでしたが、

昨年あたりから、火曜のほうが荒れることも増えてきました。

上下どちらかの仕掛けで、「意外高」か「意外安」になっても、

あまり、びっくりしないよう心の準備が必要です。

いずれにせよ、「思惑」と「駆け引き」で大きく動くSQ週に、

値動きを正確に予測することなど不可能です。

それゆえ、今週いっぱいは、あらゆる「憶測」も「予測」も無意味。

「丁半博打」で勝負してみたいのであれば話は別ですが、

市場は一切、合理的な価格形成をしていませんので、

うかつにエントリーすると痛い目にあいかねません。

「よくわからない」と感じたら、「休む」に限りますので、

今日も私は「休むも相場」となりそうです。

まあ、いずれにせよ、前号メルマガに書いたとおり、

条件があうのを淡々と待ち、チャンスが来れば粛々とやるつもりです。

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