台風15号が大きな傷跡を残した昨日、

日経平均はまた続伸しました。

先週後半に各国それぞれに動きがあり、

「米中協議」の進展や欧州危機の後退、

また日本を含む世界的な金融緩和など、

「期待」が集まっている状況が続き、

続伸したのは順当だといえます。

ただ、売買代金はまた小さくなっており、

戻り売りで値を消しやすくなったのも、

考慮に入れておいた方が良さそうです。

前号メルマガ(第281号:9月8日)のなかで、

メジャーSQという特殊要因に触れましたが、

仮に、SQ要因で大きな動きがあった後、

その後も積極的に買いが続くかどうかは、

昨日の上昇を見る限りまだ懐疑的です。

いずれにせよ、日本の内閣改造をはじめ、

各国の国内政局が激しく動いており、

相場の環境と市場参加者の反応も、

大いに変化していきそうですので、

こうしたことを勘案しながら、

メジャーSQそれ自体と、

SQ通過「後」の情勢を考えて、

適宜適切に対処したいところです。

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