SQ週の火曜日です。
(現在午前1時。本日も所用により、この時間に)
昨日の日経平均は朝のブログで申し上げた「お祭り」に。
寄付から高く始まった上に、先物主導の買いが殺到して、
一時、400円超の上昇を演じました。
現物高値19678.39円は先物高値19690円。
(今後、「戻り高値トライ」にあたっては、
この数字がメルクマールになりますので、メモしておきます)
週明けからこういう「暴騰」劇も予想されることは、
前号メルマガ(第81号:11月8日発行)でも書きましたので、
昨日の急騰までは想定の範囲内だったのですが、
ちょっと外部要因に微妙な変化が出来しつつあるかもしれません。
先ほどからNY市場が崩れ始め、ナイトで大きく値を下げています。
明日以降、「戻り高値トライ」に失敗するようだと、
このまま出鼻をくじかれて、SQは「下への波乱」となる恐れもあります。
すでに「売り出動」しておられる読者も多いとは存じますが、
いずれにせよ、まだ、ちょっと中途半端な株価位置ですので、
「安心、安全、堅実」を追及し、「全勝」にこだわる私としては、
この程度の株価位置では指値を入れて放っておくわけにもいきません。
したがって、このまま一直線に降下して行ったり、
明日以降、いいタイミングでトレードする時間がとれなければ、
そのまま「儲け損ない」になるかもしれません。
(私のポリシーでは「儲け損ないは勝ちと同じ」ですので気にしません)
ともあれ。
実際にどうなるかはともかくとして、
私自身は昨日から「売り目線」で出動の準備をしています。
前号メルマガに書いた株価位置より上での「売り玉」は、
「次の調整」では高い確率で救済されると考えるからです。
逐次、メルマガに書いてきたことではありますが、
10月のドラギ発言から「世界4極の同時緩和」で足並みが揃い、
また、日本政府が繰り出す「反攻」の「玉」も効いていますから、
8月、9月に吹き荒れた乱気流はどこかに覆い隠されており、
それらの要素が直近の戻りを下支えしています。
しかし、どんな相場も上昇しっぱなしということはありませんし、
なにより、乱気流の「種」は、まだ消えたわけではありません。
したがって、いつまでも野放図に上昇するはずはあり得ませんから、
どこかで失速する局面が来るはずです。
だから、私は「売り目線」。
しかし、いかんせんSQ週は何が起こるかわからない怖さもあり、
今日以降、慎重に「SQ波乱」(上にも、下にも)の有無を見極めて、
いったん戻すのを待った上で「売る」か、
このまま下げていくのをみて「儲け損ない」とするか判断します。
毎月のことながら、SQ週の値動きは誰にとっても「予測不能」です。
現時点の先物ナイトは19500円近辺ですが、
20000円を目指して買いを仕掛ける筋があり得る一方で、
失速したところに一挙に売りをぶつけて驚かせ、
19000円割れを狙う筋もいるようです。
昨日は終日、19600円をキープしましたので、
「底固い」と判断した一部の個人投資家が明朝から買って来そうですが、
そういう時には天井付近だったりすることが多いものです。
とりわけ、今日はSQ週の火曜日です。
通常、「魔の水曜日」と言われ、SQ週の水曜日は荒れるとされますが、
昨年あたりから火曜日に強烈な仕掛けがあるケースが増えています。
昨日の上昇が「上への波乱」の動きだったのかもしれませんが、
いずれにせよ、私は、今週の値動きに合理的な根拠はないと考え、
それゆえに「予測不能」と達観していることはいつもと同じです。
ご存じの通り、私のブログやメルマガは、
「上がり過ぎたら売る」
「下がり過ぎたら買う」
そして、
「わからない時は動かない」
という「時鳥トレード」を、リアルタイムの相場観と相場分析を交えながら、
着実に、バカみたいに続けてきた「実験劇場」です。
(加えて「突発的事態への対処」もありますが)
私自身の個人的な状況が大きく変化しつつありますし、
ちょっと評判が広がりすぎていろいろややこしいこともありますが、
欲をかかず、恐怖にかられず、淡々とやるべきことをやるつもりです。
さて。SQ週の火曜日。
何が起こるのかしっかり注視して参りたいと思います。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第80号:11月1日発行、第81号:11月8日発行)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す