相場環境の好転とコロナ「後」の課題。
昨日の日経平均は大反発。
オミクロン株の特性について、
その実態が知られてきた結果、
警戒感がだいぶ和らいだことで、
下げ止まりからリバウンドとなり、
戻りの局面に入ったようです。
また米国の「債務上限」問題で、
少し大きな進展があったことも、
環境の好転に一役買っています。
値動きの幅がかなり大きいのは、
メジャーSQ要因もありますが、
基本的には環境好転に反応して、
売られた分が買い戻されて、
上昇に速度がついたためです。
オミクロン株の実態について、
「大したことない」となったら、
それを好材料と認識する形で、
シンプルに動く展開になるのは、
前号メルマガ(第398号:12月5日)で、
予め指摘しているところです。
まだまだ油断は禁物でありますし、
オミクロン株以外の感染拡大も、
各地で深刻な状況でありますが、
変異株の脅威が低下してくると、
市場は本格的にコロナ「後」へ、
焦点を変えていくとみられます。
しかし、コロナ「後」に来る、
「コロナの後始末」の方こそが、
より厄介な恐れもあることも、
前号メルマガで指摘しており、
その兆候はすでに出ています。
この戻り局面が一段落したら、
そうしたことも視野に入れて、
戦略を立てる必要があるため、
次号メルマガ(第399号:12月19日)で、
また掘り下げて分析する予定です。
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