相場環境は総じて「安定」。
先週の日経平均は乱高下。
日銀の金融政策の方向性を睨んで、
神経質な展開が続いてきましたが、
想定通りの「利上げ」となった後、
そのスタンスの「ハト派」ぶりが、
市場を安堵させることとなりました。
これで今月は日米の金融政策が、
相次いで転換を迎えたわけですが、
これによる市場への影響についてを、
次号メルマガ(第609号:12月21日)で、
詳しく分析しているところであります。
高市政権の「サナエノミクス」も、
「高圧経済」を志向するものの、
「財政不安」は回避するという、
絶妙なラインを狙っている状況で、
来年度の本予算及び税制の見通しも、
市場には大きく影響してきそうです。
米国の「関税」政策の行方や、
中国の地政学リスクの如何など、
気になる点はまだまだありますが、
総じて相場環境が安定するなか、
掉尾の一振を狙うことができるか、
今週の焦点のひとつであるといえます。
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