株式市場の「期待」と「落とし穴」。
先週の日経平均は大きく上昇。
日米の金融政策の方向性が決まり、
どちらも「ハト派」色を残したことで、
買い戻しが広がったことに加えて、
クリスマス休暇の閑散明けに出た、
高市政権による来年度本予算が、
かなりの程度、規模的にも内容的にも、
市場の期待を維持するものでした。
来年度の本予算(当初予算)が、
どのようなインパクトを持つのか、
また落とし穴はどこかなどについて、
前号メルマガ(第610号:12月28日)で、
詳しく分析しているところですが、
中長期的な「成長」への期待が、
一定以上に盛り込まれるというのは、
株式市場にとっては朗報といえます。
今週、掉尾の一振の展開になるのか、
年始から「株高」で進行するのか、
よく見極めたいところですが、
いずれにせよ相場環境に連動し、
株価が動いていくということは、
しばらく変わらないと思われます。
そのつもりで年末年始も気を引き締め、
情勢の推移を把握し続けたいところです。
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