オミクロン「後」に注意すべき事。
昨日の日経平均は反落。
上値をとる雰囲気ではなく、
買いの勢いは強くありませんが、
しかし下落幅も限定されており、
下げ渋りの傾向もみられます。
まだまだ油断は禁物とはいえ、
オミクロン株の実態について、
それほど深刻ではないという、
楽観的な見方も広がっており、
株を売り尽くすような動きが、
後退しているのは確かです。
オミクロン株のもたらす衝撃が、
このまま和らいでいくのなら、
下げ止まりからリバウンド、
戻りの局面がみえてきそうです。
無論、変異株の実態がどうかは、
まだ確定的なことはいえません。
また、オミクロン株以外にも、
市場の懸念要因はあることは、
前号メルマガ(第398号:12月5日)で、
詳しく分析しているところです。
米国の金融政策の方向性などは、
新型コロナ以上のインパクトで、
市場を揺さぶる恐れがあります。
前号メルマガではその他にも、
いくつか懸念事項を指摘しており、
変異株の脅威が後退した後にも、
火種は残る恐れはありますので、
リバウンドや戻り局面の如何は、
そうしたことにも左右されそうで、
いずれにせよ情勢は流動的です。
引き続き注意を切らすことなく、
情勢の推移を追いたい局面です。
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