今でも忘れない一言があります。

東日本大震災と福島原発事故の後、

東京電力の株価が200円くらいまで下がったときです。

ある人に、

「東電はつぶれますかね」

と聞いたら、なんでそんなことを聞くんだという感じの

不思議そうな顔でこう言われました。

「つぶれるはずないだろ。つぶれたら、みんな困る」

実際、みなさんもご存じのとおり、

政治家、役人、金融機関、産業界がよってたかって東電を守り、

一時、株価を800円台まで押し上げました。

何が何でも原発を維持、再稼働させる道筋をつけ、

賠償や除染、汚染水処理などで何兆円もの国費を投入して、

国策として絶対につぶさないのです。

では、「つぶれたら、みんな困る」という「みんな」とは誰か?

一般国民でないことは明らかです。

東電の株を持ち、東電に天下りを送り込み、東電の資金に依存する、

すべての政治家、役人、金融機関、産業界の人々です。

こういう人々の「個人的な利害」に直結する銘柄は、

絶対に国家をあげて守られるのです。

それゆえ、私はそういう銘柄を「基盤的国策銘柄」として選び出し、

市場が底を打ち、政府が防衛に出動するタイミングで買うことにしています。

株式投資の最大のリスクは、

ある日突然、「紙くず」になることですが、

政治家、役人、金融機関、産業界がよってたかって守ってくれるのなら、

利益が出るまで長期保有し、

その間、配当をもらっていればいいのですから、

これほど安心・安全・堅実な投資もありません。

基盤的国策銘柄の選定基準については、

旧ブログでも何度か触れていますが、

(参照⇓:クリックすれば開きます)

「基盤的国策銘柄とは」

「政府が守る銘柄、切る銘柄」

新ブログとなりましたので、改めて掲載いたします。

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【基盤的国策銘柄の基準(一部)】

・「産業インフラ」の扱いを受け、政策的に優遇、保護されている

・時価総額5000億円以上。系列、取引先の裾野が広い

・経常黒字を上げている(見込まれる)

・業界全体が再編期、淘汰期を脱している

・最悪の場合は、永久保有して相続財産にしてもよいと思える

・最悪の場合でも担保価値を維持し、保有者の銀行信用を毀損しない

・エントリーにあたっては、ある程度の値幅がとれるものを優先

・配当があると、なおよい
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もちろん、他にも見るべき基準はありますが、上記の内容は外せません。

聞いてしまえば笑ってしまうような単純で簡単なことですが、

安心、安全、堅実で「負けない投資」をやるには、

バカにみたいに単純で「芸のない」ことを、

バカみたいに単純に愚直にやり続けるに限ります。

ちょっとずつの勝利でも、愚直に確実に積み重ねれば、

遠からず誰だって巨富をつかむことができるのです。

ただ、一般の方々には、

「業界が再編期、淘汰期を脱している」という基準は、

見極めがやや困難かと思います。

「政府が守る銘柄、切る銘柄」にも書きましたが、

政策的にガラリと再編がなされることは往々にしてあり、

今まさに、産業競争力法によって、

いくつかの主要産業に大再編が迫っているからです。

また、東電株が安心だったのは昔の話で、

本当にクリティカルな情報に接している人々は、

底値のときに買い増しして、

一瞬だけ高値を記録したときに売り抜けていると聞いています。

今国会でも電力事業者法の改正がなされますが、

所有権分離まで含めた東電解体が実現する可能性もなくはなく、

今から飛びついても利益を得られる保証はありません。

情報は鮮度が命なのです。

また、事故やスキャンダル、訴訟によって、

昨日までの有力銘柄が、いきなり売り込まれることもあります。

今年3月、ある銀行に海外訴訟リスクがあることが水面下で知れ渡り、

日経平均の下げ幅を大きく超えて売り込まれましたが、

私の知る限り、専門家の先生方でこのことを教えてくれた人はいません。

それゆえ、今月中に、メールマガジンか何かの形で、

基盤的国策銘柄の最新リストを配信し、

読者の皆様に常にアップデートした情報をお伝えする予定で、

準備を進めています。

メールマガジンならば、ここには書けない情報も掲載できますので、

モロな相場情報をお伝えすることが可能です。

どうぞ、お楽しみに。

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※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場分析、トレード戦略をお伝えすることが目的であり、読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。

【お金が貯まる情報集】

先日、お知らせした情報について、読者の方から次のような質問がありました。(コメント欄をご覧ください)

「先日の紹介で在宅貿易ブルーオーシャンがありましたがあの内容に衝撃を受けました。内容、人物等本当ですよね?疑うわけではないのですがそういう世界を知らないので…」

これについて、私の答えを書かせていただきましたので、ここに再掲いたします。

以下、私の答え。

⇓⇓⇓
先日ご紹介した情報ですが、私は非常に面白いと思いました。

   
在宅ブルーオーシャン貿易 http://blueoceanboueki.com/blue/0413/

インフォトップさんからの販売ですので、クリアランスはしっかりしてるはずです(どうしても不安ならグーグルで「インフォトップ 詐欺」と入力して検索してみてください)。万一、偽物だったら返金されますのでご安心を。

ビジネスの基本は、古今東西、全部同じです。仕入れて、集客して、販売して、管理コストと納税分を除いた残りが自分の取り分。ただし、そのツールはどんどん進化しています。ネット時代になり、昔なら数十人のチームで行っていたことを、個人が片手間でできるようになりました。しかも、そのノウハウは毎日進化しています。一生懸命、夜も寝ないで不要品を買いあさり、家族全員が手伝ってヤフオクに出品してコセコセ稼いでいたのは過去の話です。

事業もすべて「情報戦」です。私は事業経営において必要な情報、ノウハウには、効果が不明でもお金を出して取得しています。ビジネスセミナーにいけば数万円、コンサルタントを雇えば数十万円、MBAをとるには授業料だけで数百万円が必要ですが、ビジネスにおける情報戦で負ければ数千万円、数億円の損害になります。「空母艦隊がいるかいないか」というたったひとつの情報を得られず、日本海軍はミッドウェーで敗れ、大日本帝国が滅んでしまいました。

とはいえ、情報にお金をかけるといっても安いものです。株式投資、先物取引では売買のタイミングをわずかでも間違えば、たちまち数万円、数十万円の損が出ます。それから考えれば、1万数千円の情報商材で、何かひとつでもふたつでも参考になる情報が入っていれば、おつりがきます。いったん身につけたスキルとノウハウは、別の仕事の別の局面で必ず応用できるからです。万一、「使えない」情報だったとしても、「ああ、これは(自分には)使えないんだ」とわかるだけでビジネスマンとして成長します。まして、そこから人生が変わる可能性があるとすれば、躊躇する理由はありません。

無論、お求めになるのも、実践するのも、全てご自身の責任です。しかし、世の成功者は皆、死にもの狂いでリスクをとり、情報を集め、ノウハウを習得し、スキルを磨いてこれらた方々ばかりです。実際、本当に志ある方は、情報に接する機会が多ければ多いほど、成功の確率が高くなります。私がいろいろな情報をご紹介している理由は、そこにあります。

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以上です。

本当にお金持ちになるには、

自分のビジネスを持つか、

資産収入や権利収入などで「お財布」を増やすしかありません。

皆様の幸運をお祈りしております。

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