「CPIショック」が意味するもの。
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（↓↓↓以下、本日のブログです）
先週の日経平均は大きく下落。
いわゆる「CPIショック」です。
いったん下げ止まりはしたものも、
先週金曜には再び大きく下げて、
不安定な値動きが継続しています。
「CPIショック」が意味するものを、
前号メルマガ（第439号：9月18日）で、
詳しく分析したところでありますが、
「物価上昇」を抑制するために、
「景気後退」を覚悟することとなり、
またFRBの判断が「ドル高」を招き、
日本を含む世界経済の全体にも、
激甚な影響を及ぼすことになります。
すでに米国の長期金利が上昇をして、
不穏な空気となっていますが、
これが日本に何をもたらすのかは、
頭の体操をしておきたいところです。
ついに米国のバイデン大統領が、
コロナ禍の終息を宣言するなどの、
好材料も出てきたところですが、
マクロ経済の方向性は要注意です。
岸田政権が「経済重視」に舵を切り、
日銀とともに「口先介入」をするなど、
為替や株価の急変に対処していますが、
足下では支持率が大きく落ちるなど、
順風満帆とは言い難くなっています。
この秋以降も相当に不穏な情勢が、
続いていくものと思われますので、
気を抜かずに対処したい局面です。
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