「株価位置」の見極めが全て
昨日の日経平均は高騰。
一時15400円に迫る勢いでした。
一昨日のブログ記事(霧が晴れたら)で、私はこう書きました。
FOMCでネガティブ・サプライズがなく、
いわば「霧が晴れた」ような状況になれば、
日経平均もメルマガに書いた「居心地のいい水準」まで、
するすると上昇する条件はととのいます。
直近の「居心地のいい水準」は、
メルマガでその都度公表していますが、
読者の方は、昨日の株価上昇をみて、
私の考え方に非常にご納得いただいたと思います。
このあたりが、「居心地のいい水準」のほぼ真ん中あたりです。
つまり、現時点で「当然、ここにいるべき水準」といえます。
ここからさらに上値をとっていくには、
外部要因を含む相場環境が強気に傾くか、
政府によるPKOがもう一段、本格的に行われるかどちらかが必要です。
今日で国会は閉幕ですので、市場は7月以降の政府の動きをみています。
(そのあたりはまた、週末のメルマガで詳しく書きます)
ところで。
今、株価がどのあたりにいるのかを知ることが、
投資家にとっては何よりも大事なことです。
何度も何度も申し上げて恐縮ですが、投資とは、
刻々と変わる状況を、いかに「予測」するかの勝負ではなく、
刻々と変わる状況に、いかに「対処」するかの勝負です。
明日の株価がどうなるかはわからなくても、
今の株価位置が「正常」か「異常」かの判断はできます。
そして、株価位置が「異常」になれば、即座に「対処」し、
「正常値に戻る」方向にポジションをとれば、
まず、高い確率で「負けない投資」になるのです。
その意味で、やはり「株価位置」の見極めが全てです。
「正常値」か「異常値」かの判断さえできれば、
その後どうするべきかは自ずと導き出されます。
その見極めのためにも、
刻々に変わる「グローバル・リスク」の分析と、
刻々に変わる「政策要因」の情報収集が、
高い鮮度と精度で必要になります。
これが、私が毎週メルマガを発行している理由です。
実際、現在の株価位置は「居心地のいい水準」のほぼ真ん中あたりですが、
今後、「居心地のいい水準」そのものがずれる可能性があります。
(「居心地のいい水準」は状況によって刻々に変わります)
ここの見極めを間違えると、
「まだまだ伸びる」と思ってエントリーしたものの「高値掴み」になり、
思わぬ損をすることになりかねません。
順張り、逆張り、イベント投資とトレード手法は様々ですが、
どうぞ、「株価位置」の見極めだけはお間違えになりませんよう。
もちろん、今後の「居心地のいい水準」の見通しについては、
次号のメルマガ(9号:6月22日発行)でまた最新のものをお伝えしますので、
興味のある方はどうぞご参照ください。
来週以降、7月相場に向けて、
いろいろなトレード戦略のイメージがつかめると思います。
以前からの読者の方はご存じのとおり、
これまで、私の導き出す「居心地のいい水準」は、完全に的中しており、
私が「異常値」と認定したら、必ず「正常値」に戻る動きをみています。
(過去の取引記録をご覧ください。いつも「どんぴしゃり」です)
なお、直近の日経平均の動きをみるに、
意外に早いタイミングで、次のチャンスが来るかもしれないとも思っていますが、
いずれにせよ、チャンスが来るまでは「休むも相場」で、
心と資金に余裕をもって、淡々と相場を眺めます。
もっとも、「休むも相場」といっても、現在の相場状況では、
メルマガ「特典2」でご紹介した「秘密エントリー・ポイント」が絶好調です。
日々、着実に資金を殖やしながら、チャンスをお待ちになるのもいいですし、
利益が出た日は、ランチを豪華にして幸せを実感なさるのもいいでしょう。
いずれにせよ、この夏は、意外におもしろいことになりそうです。
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