「相場の魔物」に魅入られない。
日経平均は続伸。3連騰はとても久しぶりです。
ようやく2月大暴落からの「雪解け」で、
あるべき株価位置のど真ん中を目指しつつあります。
とりあえず、良い位置まで戻ってきたとこで米国雇用統計です。
当然ながら、米国の景気が良ければ日経平均にもプラスです。
さりとて、良すぎて米国の利上げを加速させるようだと、
再び、新興国を中心に、世界経済の荒要因になります。
いったい米国FRBはどう動くのでしょうか。
来週は欧州が動き、それから日本と米国が政策決定をします。
そのさなかにメジャーSQを迎えるのですから、
面白くないわけがありません。
上にはねるか。
下に叩き落とされるか。
上にも下にも大きく振り回される可能性が高いと思われ、
どちらに「賭ける」にせよ、丁半博打になるでしょうが、
それでも「安心、安全、堅実」に勝つポイントを探るのが、
私が実験してきた「時鳥トレード」です。
おそらく、古くからの読者の方々、
「2014年総集編」や「2015年総集編」を読まれた方々は、
頭のなかでAのパターン、Bのパターンと組み立てられ、
ご自身の投資スタイルに沿った戦略をお立てになりつつ、
「時鳥トレードをやるならこうかな」とイメージされているでしょう。
目の前の派手な値動きにびっくりして、
右往左往するように追っかけていくと、
大抵の場合、「相場の魔物」に魅入られ、
自らの発する欲と恐怖で身を滅ぼすことになります。
一方、「ここまではあり得る」という大きな絵を頭に入れた上で、
しかも、「こうなるはずだ」と自説に拘泥することはなく、
刻々と変わる情勢に必要な対処をする方というのは、
少なくとも負けの可能性がうんと減ります。
可能な限り負ける確率が小さくなれば、
資産は増えていくわけですから、
目の前の値動きがどんなに派手でも慌てることなく、
「勝てる」ポイントだけをコツコツ拾うほうが、
やはり得策であるというのが私の考えです。
無論、皆さまそれぞれの投資手法はあってしかるべきですが、
「勝てる時だけ勝負する」というコンセプトを追及するため、
これまで検証してきた実験劇場が「時鳥トレード」です。
いずれにせよ。
今夜以降に予測される大変動で「相場の魔物」に魅入られないためにも、
来週以降の相場展開に関する「大きな絵」や、
そのなかで出現するであろうエントリー・ポイントなどを、
次号メルマガ(第98号:3月6日発行)で分析してみたいと思います。
ところで、金価格が急騰中です。
昨年、株が高止まりし、金が異常な安値に沈み込んだ時期に、
私が(喜び勇んで)ほぼ金だけを買い続けていたことを、
メルマガ読者の方々は覚えておられるでしょうが、
次号メルマガでは「金買い」についての「大きな絵」も、
ふたたび書く予定です。
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