現在午前2時すぎ。

相場も動いていますが、それ以上に国政は「大団円」に近づいています。

「政局」の点では与野党ともに凄まじい動きがあり、

「政策」の点では国会最終盤の駆け引きが「お祭り」モード。

ご存じのように、私はこっちが「本業」です

 (経営者・事業者としてビジネスも複数保有していますが、

  今も「政策のプロ」を本業の中軸に据えています)

したがって、ほとんど帰れず、寝れず、時間もとれずの、

年に一度か二度あるかないかのクライマックスを過ごしております。

でも、この「お祭り」モードも終わりがみえてきました。

あと数日で、国政のほうはいろいろ「決着」がつきます。

来週はまた、新聞をにぎわすネタがたくさんありますが、

しかし、ニュースとして騒がれた時にはたいてい、

現場はもう「シャンシャン」の準備に入っているものです。

確かに、安倍政権は今、「死のロード」の真っ只中ですので、

苦しいといえば苦しいのですが、

永田町の関心はもう、次にくる「反攻」局面に移っています。

止まない雨はなく、明けない夜もないのです。

いずれにせよ、政治のほうはそろそろ峠がみえてきました。

「峠がみえてきた」といえば、相場もそうです。

前号メルマガ(第72号:9月6日発行)に書いた「見立て」が、

あまりにもその通りに現出しましたので、

ブログでいろいろ書く必要もないかと思いますが、

・基本的に17500円近辺が反発ライン(したがって「買い時」)

・しかし、SQ波乱で17500円ラインを割る局面あり(火曜か水曜)

とメルマガに書いたとおりの展開になりました。

ただ、SQ波乱で17500円を割れたなら、

その後、もう少しだけ(200円程度)下に走ると思っていましたが、

昨日はナイトセッションが始まると同時に、

凄まじい「踏み上げ相場」が始まってしまい、

理由もないのに瞬時に600円以上も戻す「奇襲攻撃」によって、

その部分だけ、私の「見立て」をわずかに狂わせました。

私の想定より、ちょっとだけ上で巨大な買いが入った模様です。

昨日は、滅多に見ないような超異常なチャートを描きましたので、

政府の「防衛出動(PKO)」というよりは、

「売り方」の虚を衝いたヘッジファンドの「踏み上げの仕掛け」と、

本邦投資家(個人)の買戻しがうまくシンクロして、

あっという間に「居心地のいい水準」まで戻った模様です。

こういう「予測不能」の「想定外」が常に起きるのが相場です。

だから私はいつどんな瞬間も警戒を解かないことにしているのですが、

しかし、そういう「想定外」の事態が発生したとしても、

今回、メルマガであらかじめお示した私の「エントリー戦略」は、

・17500円ライン以下での買い

についてしか書いていませんでしたので、

いずれにせよ、「儲かる」か「見送る(損失ゼロ)」かしかなく、

こういう堅実なトレードを続けていれば、

やがて大きな富を掴むことができるということは、

新しい読者の方々はおわかりいただけたかと思います。

今日はメジャーSQ週の「中日」である「魔の水曜日」ですので、

また、波乱があるかもしれませんが、

だんだん相場環境が落ちつき、

相場参加者のコンセンサスが出来上がりつつあるように思います。

相場の世界もまた、止まない雨はなく、明けない夜はありません。

上がり続ける相場はなく、下がり続ける相場もないのです。

いつまでもこの乱高下による底値模索は続きませんので、

そろそろ、アタマを切り替えていきたいと思います。

詳しい話はまた、次号メルマガ(第73号:9月13日発行)で。

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※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。

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