踏み上げ祭り。
現在午前5時半。
私はまだ寝ないでまだ仕事していますが、
ようやく相場の見立ての時間がとれます。
国会はオモテ(審議)もウラ(政局・権力闘争)も、
同時多発で次々とあちこちで大炎上をしており、
まったくもって、年に一度あるかないかの「お祭りモード」です。
ちょっとでも寝る時間が欲しいので、今日は短めですみません。。。
といっても、書くべきことは決まっています。
昨日のあの歴史的な「踏み上げ祭り」のことです。
・直近大きく売っていたヘッジファンドによる踏み上げ作戦
・政府によるPKO
・「押し目」とみた個人投資家の買い
と、「これでもか」というほど条件が揃ったところに、
メジャーSQの中日、「魔の水曜日」が重なって、
27年ぶりの巨大な上昇を遂げました。
昨夜のブログでは、
「止まない雨はなく、明けない夜はない」と書き、
「そろそろ峠は見えた」という表現で、
永田町を歩いた感覚で、政治・経済全般に覆っていた影が晴れ、
先行きの見通しが好転しつつあることをお示ししましたが、
まさか昨日、一日であそこまで買戻しが進むとは「予想外」です。
私としては「峠が見えた」ところから、
数日間から数週間かけて戻すと漠然と考えていましたが、
わずか数時間で1300円も戻すというのは記憶にありません。
ただ、メルマガ読者の方ならば、
「本来あるべき水準(居心地のいい水準)」に戻ったのね、と、
例の「水準」を確認してご納得されたことでしょう。
「18750円」という数字。
前号メルマガの「水準」の表をよくご覧ください。
そう。
ちょうど「ど真ん中」へピタリと寄せたわけです。
確かに、一日で1000円規模の値幅で動く今、
日経平均は予測不能の「鉄火場」となっていますが、
過剰に上がったり、異常に下がったりを繰り返しながらも、
相場はだんだんと「居心地のいい水準」に収斂されるはずです。
だから私が8月の高値(異常値)を受けて、
・20950~21250円での高値で「売り」
と言い、今週の下落局面では、
・17500円より下のポイントで「買い」
とメルマガであらかじめその「見立て」を述べてきた次第です。
相場は、売りでも買いでもどっちでも儲かるものですが、
かねがね「水準」を意識することが大切と申し上げているのは、
昨日の値動きをみてもあらためてお感じになったでしょう。
少なくとも、安値で「売り」(高値で「買い」)をやるクセがあると、
ヘッジファンドの「餌食」となる恐れがあるので注意が必要です。
では、次はどう動くのか。
政治も経済も「お芝居」は見えないところでどんどん進んでいます。
相場をめぐるコンセンサスが固まってきていますが、
秋以降のことがだんだんクリアに見えてきました。
そんなわけで次の「見立て」についてはまたメルマガで。
とりあえず、少し寝ます・・・。
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