「日経平均」なら、みんな「合法的インサイダー」になれる。
(本日も午前0時40分の更新です)
日経平均はふたたび上昇基調へ。
2万円台に「定着」して以来ずっと、
米国と中国がいくら下げても日経平均の下げ幅は限られています。
下に行かないのであれば、エネルギーは上に集中するものです。
中国はまだ落ち着かず、米国の来週のイベントも気になりますが、
海外要因が落ち着けば、ぽーんと花火が上がる可能性があります。
上昇の見通しやメドについて次号メルマガ(第67号:8月2日発行)で、
各種データをもとに分析してみたいと思います。
ただ、運良く花火が上がったとして、その後はどうなるのでしょうか?
以前から申し上げているとおり、私の関心はもう「次」に移っています。
アベノミクスは典型的な「政策相場」ですから、
・政権はいつまで継続するか
・政策はいつまで維持されるか
・新しい玉(政策)は出るのか
が決定的に重要なファクターになります。
もともと「日経平均」とは、いわば「株式会社・日本」の株価です。
経営陣が誰か、経営方針はどんなものかでかなりの部分が決まります。
それゆえに、経営陣の交代や、次の経営方針、
また、表に出ない「隠れたリスク」などを事前に読むことができれば、
投資がぐっと有利になるのは間違いありません。
幸いなことに、そうした重要な情報を、
私達、日本国民なら知ったり、予測したりすることが可能です。
そして、そうした情報を他人にお伝えしても、
誰も「インサイダー情報だ」ととがめることもありません。
事実、政界中枢につながる機関投資家は、
いち早く知った政局・政策情報をもとに投資をして百戦百勝です。
しかし、日経平均ならば誰もが「インサイダー」になれる可能性があり、
それはすべて「合法的」にやることができます。
私が「相場観」や「相場分析」をご提供する際には、
まず、徹底的に日経平均を分析するのは、そういうわけです。
(なお、「相場観」と「分析」の提供は、「助言」ではありません)
ただ、正確、かつ、多角的に分析するには、
なるべく多く、多面的な情報を押さえておく必要があります。
だから、私のメルマガは類を見ないほどたくさんの情報「量」を、
例を見ないほど破格の値段の情報「料」でお届けしているわけです。
政財界の中枢の人のみが「インサイダー」になるのは不公平です。
私を含む普通の市民が必要な情報にアクセスできなければ、
個人投資家だけが一方的に「やられる」展開がいつまでも続きます。
毎朝、これだけのブログを書く(しかも無料!)だけでも大変ですが、
毎週毎週、1万5千字~1万9千字というびっくりするようなメルマガを、
他の膨大な仕事や研究と並行して書いているのは、
ひとえにそのためであります。
昨年、「私には夢があります」とブログに書きましたが、
私は、日本国民に幅広い投資リテラシーが行き渡れば、
それだけ国富が増え、引いては国民皆が豊かになるとも考えております。
大言壮語の妄想に聞こえるかもしれませんが、私は本気です。
当然ながら、私の労力と報酬は釣り合っていませんし、
時間的にも労力的にもいつまで続くかわかりませんのが、
続けられる限りは続けようとは思っております。
これは、永田町や霞が関等にいなければ身につかない、
「ここだけ」の情報、ノウハウ、政局観、相場観を、
お伝えできるうちに余すことなくお伝えしておこうという、
私なりの挑戦であり、義戦でもあります。
そんなわけで、時代が急展開しつつあることもあって、
次号メルマガ(第67号:8月2日)のためのひときわたっぷりと、
私しか書けないようなとっておきの話を執筆しております。
大切なのは、「時代を読む目」です。
私は時を告げる鳥、「時鳥」であろうと願っております。
どうぞ、お楽しみに。
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