昨日の日経平均は続落。

前夜のNY市場が反発して下落圧力が和らいだため高く始まりました。

しかし、朝方の高値圏での推移は、18870円近辺で膠着状態に。

メルマガ読者の皆様は「18870円」という数字が何を示すのかご存じのとおりです。

そして、NY先物に再下落の動きがあり、やや遅れて日本市場も弱気が広がりました。

その後は、皆様もご存じのとおりの下落劇です。

とりわけ、お昼時にSQ週特有の売り仕掛けが先物市場に浴びせられ、

後場からのあの暴落劇につながりました。

ようやくに、私が狙っていた通り、ぴったんこの下落に発展しました。

もっとも、あれほどの高値から、あれほどの規模で売りが入ったのに、

わずか125.44円の下落でとまったのは、政府の防衛出動を警戒してのことです。

昨年までであれば、おそらくは400~500円クラスの「底なしの下落」だったはずで、

政府PKOの威力で、かなりの程度「売り方」の力が減殺されたのがわかります。

「スピード調整」の値幅としては、やはりまだイマイチではあります。

とはいえ、ようやくに下落してくれました。

調整の発生位置をほぼ正確に的中させたものの、政府PKOに邪魔されてきたため、

先週からずっと「売り目線」できた私としては、かなりストレスのたまる展開でした。

利確についてもメルマガで書いていますが、ナイトセッションでも下落が続き、

最初のターゲット(3月4日安値:18586.84円)をあっさり割り込み、

オプション絡みの次のターゲットである18500円に近接したため、

その少し手前、18510円で利益を確定させています。

通常、あれだけの株価位置からの調整が発生すれば、

まず、1000円規模の下落になって当然のところであり、

その意味では一時的にでも18000円を割り込むことは十分にあり得ますが、

現在の日本市場には不確定要因が多すぎます。

とりわけ、今日はSQ週の中日。いわゆる「魔の水曜日」です。

昨年なかばから、火曜日のほうがより荒れる展開が頻発していますが、

いずれにせよ、SQ週の水曜日というのは荒れるものです。

金曜日の18000円割れを目指した大きな売りが入る可能性は大いにあります。

しかし、そういう時こそ要注意。

今日は、市場参加者のみんなが「もっと下げる」と思っていますから、

その虚を衝いて大きな買いをぶつける筋がいれば、びっくりして買戻しが入ります。

政府PKOも警戒されますが、ヘッジファンドが買いで仕掛けをする可能性もあります。

といっても、SQまでにふたたびの高値トライになる可能性は少ないとは思いますが、

私としては500円近い利幅を得たのであれば、

不確定要因に賭けるよりも、利確して勝利を確定したほうがよいと判断しました。

前号メルマガ(第46号:3月8日発行)に、

 「政府PKOも強力ですので、あんまり値幅を狙うと失敗しかねません」

と書いたとおり、固く固く堅実に行動した次第です。

これで、今回の「スピード調整」局面での累計利幅は600円。6%の資金増です。

今後は、SQ間際の波乱状況をみて、もう一度、エントリーするかもしれませんが、

いずれにせよ、前々から指摘していた株価位置から、ぴったんこ発生した調整局面を、

なんとか勝利で乗り越えることができそうです。

3月初旬時点での累計利益(約9%増)としては想定以上の「上々の上」です。

しかし、落ち着くにはまだ早い。

今年は非常に面白い年になりそうで、チャンスはまだまだやってきそうです。

私は、SQが明けた後、しばらくして再上昇する可能性が高いとみていますが、

諸々の政治的な理由で、また、大きく下落する展開を考えています。

4月、そして連休を挟んで6月と、政治的状況も大きく変わりますし、

それにともなって相場の様相も一変するかもしれません。

そのあたりの見立ては、また、次号メルマガ(第47号:3月15日発行)で。

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