「下落のメド」とその後の経済・株価動向。
昨日の日経平均は大きく続落。
米国株の大幅崩落の影響が、
そのまま日本株にも直撃して、
リバウンドで上げていた分も、
一気に値を消す展開になっています。
結局、買戻しの流れが終わって、
再び「底」を目指すモードへと、
移り変わっているわけですが、
リバウンド局面での「上値」は、
私が挙げていた例の株価位置から、
ほとんど狂いがなかったのは、
前号メルマガ(第425号:6月12日)で、
詳しく検証しているところです。
これが市場のコンセンサスであれば、
反落をしていく際にもとりあえず、
下落のメドもまた出現すると思われ、
当局による「玉」の効果もあって、
また下げ渋り、下げ止まる場面が、
いずれくるはずでありますが、
それはかなりの値幅の下落が、
ひとまずある可能性を示します。
また、いったん下落が止まっても、
その後、世界全体の経済状況が、
好転していく見通しがない限り、
力強く継続的な反発局面などは、
発生しづらいとも思われます。
いずれにせよ今年後半に向け、
大きな「暗雲」が漂いますので、
今後は株価位置を睨みつつ、
世界の景気がどう動くかを、
しっかり見極めていくことが、
何より肝要になると思われます。
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