先週金曜日は2015年の初トレード。

お昼の薄商いを狙った売り仕掛けで、待ちに待った16500円台への突っ込みが発生。

メルマガ読者の方々はご存じのとおり、私の待ち伏せポイントです。

揉み合った所を16570円で買ったら、後場の始まり直後に16700円近くまで上昇。

その後、「2時台の変動」でふたたび下落することが警戒されましたが、

2時きっかりに政府PKOと思われる「防衛出動」で16800円まで急騰。

その後、やや息切れかと思われたものの、引けにかけてもう一波の買いが入り、

結局、16860円のこの日の高値で引けました。

週末ということもあり、買い持ちをせずに、私は引けで決済して勝利を確定。

本年最初のトレードは290円幅。約3%の資金増となりました。

すべて、事前のメルマガでシナリオと戦略とゾーンを示したとおりのトレードです。

また、この日は、まさにその朝のブログに書いたとおり、

「16600―17100円」のレンジ内での攻防となるという、

非常にわかりやすい相場展開だったため、多くの読者も順当に勝利されたようです。

大発会から2週間でこの戦績なら、まず、上々の出だしですね。

それにしてもこの日は、今の日経平均を象徴するような相場展開の日でした。

内外の材料を「トリガー」にしてヘッジファンドが売りを仕掛けてくれば、

政府側が公的資金による「PKO」でこれを押し返すというパターンです。

前夜のスイスフラン騒動により、たった半日で700円も下げる大荒れ相場でしたが、

日経平均は政府側の防衛が見事に成功し、長い下ヒゲをつけた陽線が出現。

ナイトセッションではやはり17100円付近まで上昇しました。

「仕掛けたり、防衛したり」による、「16600―17100円」のレンジです。

ただし、この状況がいつまでも続くわけではありません。

前号メルマガ(第39号:1月18日発行)で詳しく分析しましたが、

今週以後に重要な政治日程が目白押しで、転機が来るかもしれませんから、

「これまでこうだったから、今後もこうだろう」と安易に考えるのは危険です。

ここまで低いレベルでのレンジの背景には世界規模の「不透明感」があり、

その「不透明感」の正体は、欧州市場や原油市場などの複合要因ですが、

月末までの日程を消化してしまえば、ある程度はクリアになって、

上であれ、下であれ、行くべき方向性が明確になると考えています。

その呼吸と間合いを経た上で、「次のチャンス」が来るはずです。

次号メルマガ(第40号:1月25日発行)では、そのあたりをふまえて分析し、

「節分相場」の動向を考えていきたいと思います。

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