「逆アベ・トレード」を阻止せよ。
（午前0時の更新です。都合により、短めに）
水曜日も、やっぱり下落の流れを引き継ぎました。
おおむね、「いつものパターン」と言えます。
ただ、「魔の水曜日」というほど下げではなく、
日中は、何度か切り返す動きも見られました。
朝から年金による積極的な防衛出動もありました。
また、「円高」が政治的な問題となりつつあることから、
官房長官もやや「口先介入」のような発言で牽制しました。
「円買い、日本株売り」の「逆アベ・トレード」を阻止すべく、
政府側の必死の防衛努力もあって、
日中は、15700円前後で下落の勢いが和らぎましたが、
結局のところ、売りに押されてしまい、
現時点で、日経先物は15500円台までの下げを記録しています。
前号メルマガ（第102号：4月3日）をお読みになった方には、
これらの株価位置の理由をご納得のことと思います。
そろそろいい水準まで来てはいますが、もう一日あります。
特に今日の夜などに、
「ターゲット」を目指した急激な動きがあったとしても、
やはり、びっくりしないことが肝要だと思います。
為替の「防衛ライン」が怪しくなってきたという、
SQ通過後も気になりそうな、新たな不安要因も浮上していますが、
今週、特に今日の値動きについて合理的な分析はできませんので、
今夜の記事はこのあたりにとどめておくことにして、
次号メルマガ（第103号：4月10日発行）で、
来週以後の値動きについてしっかり考察する準備を致します。
ところで、「パナマ文書」。
なかなか大変なことになってきましたね。
数百人のジャーナリストが組んで行った一大プロジェクトですが、
1000万件の文書全てを精査するまでは時間がかかりそうです。
しかし、その内容が表に出れば出るほど、
思いもかけない所に思いもかけない影響が出て来るのでは。
まずはアイスランドの内閣が崩壊に追い込まれましたが、
「本命」はもっと大きなところにあるようです。
決して「他人事」や「対岸の火事」ではありませんので、
このあたりについてもまた、次号メルマガで。
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