日経平均は今週、17000円に到達するや叩き落とされることを、3度も繰り返しています。

昨日は順調に17000円を超えたと思ったら、先物主導で瞬間的に300円以上も下落しました。

もちろん、あれだけの急騰の後ですから、ある程度、超短期の調整はやむを得ませんし、

また、急落した後は、すかさず買う動きがありますから、まだ上昇基調は継続中ですが、

前号メルマガ(28号:11月2日発行)で私が、

「17000円までは安心、安全、堅実」

「17000円より上は、いつでも急落のリスクあり」

と書いたのはこういうわけです。

先週末の時点で手元にあった情報をもとに私は、この上昇局面での株価「予測」を、

・17000円突破・・・100%確実

・17500円突破・・・7~8割の確率

・18000円突破・・・5割程度の確率

と踏んでいました。

一般的な投資助言者なら、「18000円突破の可能性が高いので買い!」とやるでしょうが、

私の場合は、「予測」には決して乗りません。むしろ、

「18000円に届かずに失速し、再び17000円を割り込む可能性も半分」

とみましたので、メルマガ読者の方々には、17000円より上で買いを入れる場合は、

いろいろとリスク管理をなさるよう、具体的にお勧め申し上げた次第です。

土日のニュースや、証券会社リポート、ネット掲示板をみて、

月曜日寄り付きで買いを入れて「天井掴み」になった個人投資家もたくさんいます。

(近いうち救済される確率が高いとは思いますが、ご本人は面白くないでしょう)

私のポリシーとして、読者の皆様にはまず「損をしない」方法をお伝えすることが、

何よりも大切なことであると考えておりますので、

「上昇の可能性」よりも、「急落のリスク」に比重を置いた書き方をしています。

「負けない投資」をしていれば、いつかびっくりするような大きな富になります。

無論、読者の方々は、いろいろとご自身独自の投資手法を持っておられるはずで、

この局面で強気で買い向かう方もおられることは承知しておりますが、

そのような方々も、少なくとも「リスクの存在」と、その「規模」を頭に入れておけば、

「予測」とは逆方向に相場が動いた際にも、生き残り、巻き返すことができます。

「おもしろくない」「マンネリ」と陰口を叩かれようとも、

私は今後も「今後の予測」よりは、「リスクの存在」に重きを置いて分析し、

時折、出現する「安心、安全、堅実」なゾーンを皆様にお伝えするつもりです。

その「安心、安全、堅実」なゾーンは、必ず、あらかじめメルマガでお伝えし、

メルマガに書いたとおりの手法をもってエントリーしていますが、

これだけで、今年2月9日から61%もの資金増です。だから、これでいいのです。

ところで、昨日あたりから、また永田町の水面下で慌ただしい動きを察知しています。

各省庁は、臨時国会での重要法案通過のデッドラインを「11月●日」に設定し、

「この日以降はもしかしたら、もしかしたらがあるかも」と言っているそうです。

安倍総理が●●氏を呼んだという話とか、キナくさい街頭演説をぶつ自民党議員の話とか、

いろいろと虚々実々の駆け引きが永田町を乱れ飛んでいます。

何にしても、黒田総裁が人類史上、非常に稀な金融実験を進めていますので、

ここしばらくマーケットがどんな異常な動きをしてもおかしくはありませんが、

「官邸の決断」はやはり、とてもとても重いものがあります。

はたしてその「重大情報」は嘘かマコトか、

アベノミクスが「バブルの再来」になるか「史上希なる災厄」になるかの分水嶺ですので、

次号メルマガ(29号:11月9日発行)で詳しく分析させていただきます。

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※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場分析、トレード戦略をお伝えすることが目的であり、読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。

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