日経平均は12連騰。

さすがに、そろそろ利食いも出ているようですが、

それ以上に、コア銘柄を中心に買いが入っていますから、

まだ、大きく下がる気配はありません。

何度も申し上げているように、日経平均にはまだ上値余地がありますので、

行くところまでは行くつもりかもしれません。

私としては、日々、上昇幅が縮まっていき、

また、先週の高値をなかなか抜けなくなったのをみて、

「そろそろかなあ」と思って眺めてはいますが、

さりとて、下げに転じるシグナルもまだありませんので、

じっと見ているだけにとどめています。

いずれ、「転機」が来ますので、焦る必要もありません。

ところで。

私は、だいたい月に一回くらい、書棚の整理をします。

毎回、箱いっぱいに本を詰め込んで、倉庫に運びます。

定期購読している雑誌や新聞はなるべく読んだらすぐに処分し、

保存が必要なものは可能な限りウェブに頼っていますが、

やはり、「本」だけは捨てられないのです。

おそらくは学問的訓練を受けた人の多くがそうであるように、

私も「本を捨てる」ことに心理的な罪悪感を持っています。

おかげで、仕事場は天井までぐるりと本に囲まれ、

地下室の倉庫も本で占領されつつあり、

別の場所にある事務所や、

田舎にある老親宅の倉庫も私の本であふれています。

あまりにも多すぎて正確に数えたことはありませんが、

目算でも1万冊になんなんとしているのは間違いありません。

どういうわけか、年を経るごとに読書量が増えており、

どんなに少ない月でも50冊(完読)のペースで増えていく蔵書を、

いったいどうやって保管すべきか頭が痛いところです。

ただし、そうまでしても「知識の保管」はすべきだと考えています。

無論、しっかり読んで頭に、というより「体」に叩き込み、

必要な時に奥から「ふわっ」と取り出せることが最も大事なのですが、

私のような平凡な頭の持ち主では、元になる書籍が保管してあり、

定期的に、その背表紙を横目で確認しておかないと、

せっかく仕込んだ知識も雲散霧消してしまうような気がして、

どんなに大量の本を買っても、古いものが捨てられないのです。

しかし、これこそが私の力の源のひとつです。

(他の「源」は人脈・ネットワークと実務経験です)

情報・知識は財産なのです。

とりわけ、政治の世界や、相場の世界では、

「情報は金」

「情報は宝」

「情報こそが命」

です。

もし、他の相場参加者より早く情報を得る機会があれば、

投資はきっと連戦連勝になることでしょう。

その逆に、情報に遅れをとったら「死」をも意味しかねません。

ただ、重要な情報は「プロ」の間で瞬時に広がりますから、

一般の個人投資家が他の人より早く情報を知るのは至難の業。

この点、プロと一般の方の間には大変なギャップがあります。

各界に何重にも人脈を張り巡らせ、

「政策のプロ」として他のプロたちと情報交換をする私ですら、

自前の情報収集だけで数百万円を費やしているくらいですから、

プロの機関投資家に至っては情報にかける費用も手間暇も、

とても一般の個人投資家がマネできるレベルではありません。

情報収集にお金を惜しむようでは、

投資で勝つなど夢のまた夢だからです。

だから、個人投資家はいつも「負け組」になってしまうのです。

そのため、個人投資家はとにもかくにも「不測の事態」で、

「一発退場」をくらわないよう注意をしつつ、

可能な限り、情報に後れをとらないように努力をするしかありません。

しかし、有効な情報アクセス・チャンネルがほとんどなく、

一般の投資家の方々が「情報に後れをとらないように」しようにも、

普通に生活している限り、その方法がほとんど皆無であることが、

私が毎週、多大な労力を費やしてメルマガを発行する理由です。

非常に正確で詳細であるにも関わらず、相場関連の情報提供・分析としては、

業界に類を見ない破格の安値であるため、運営会社はやや不満げですが(笑)、

そもそも、プロと一般投資家の情報ギャップを埋めることが目的ですから、

プロ向けの価格設定で高額の購読料をいただいたら意味がありません。

いつまで続けられるかわかりませんが、続けられる限りこれでいきます。

また、最近ではメルマガを書くにあたって注意していることがあります。

当たり前のことですが、基礎知識の有無で遅れをとったら、

そもそも、勝負の土俵にすら乗れません。

無論、あくまで「基礎知識」ですからそんなに難しいものではなく、

たとえば学位論文を書くほどの細かく複雑なものは必要ありませんが、

しかし、一般の新聞紙面を読んだ際、政治・経済関連のニュースで、

理解できない内容があれば、敗北は決まったようなもの。

それなのに、そうした「基礎知識」がまるっきり欠けたまま、

命の次に大切な資金を相場に投じる方が非常に多いのです。

例えば、イエレン議長が「株価は危険なほど高値」と警告しても、

ちっとも米国株は下がりませんが、

連銀関係者の誰かが「雇用数値がいいらしい」との憶測を流せば、

たちまち米国市場は反応します。

この違いがわかりますか?

私としては「金利が全てを決する」というのは、

全投資家にとって必須の「基礎知識」かと思っていましたが、

意外にそうしたことに頓着せず投資をされる方が多いことを知り、

しょうしょう驚いてしまいました。

そのため、メルマガではこうした重要な「基礎知識」について、

なるべく丁寧にわかりやすく解説するようにしています。

「上がる、下がる」の結論だけを短く書いたほうが、

私も労力が少なくて済み、そのぶん他の事業を進めることができますし、

皆様も全文字受信のため、わざわざPCメールを取る必要もないでしょう。

しかし、何度も申し上げているとおり、

私がいつまでもこの労力で執筆を続けることは不可能です。

そのため、せっかくご縁のつながったこの機会を活かして、

相場を理解し、政治経済の動きを肌で感じるための、

「基礎知識」を身につけていただきたいと願っている次第です。

それは長い目でみて、数百倍、数千倍の価値をもたらすはずです。

だからこそ、毎回のメルマガには、国内外で学問的修業を積みつつ、

政治と経済のど真ん中で実務家として真剣勝負をしてきた、

私ならではの情報分析のエッセンスを込めています。

事実、私のメルマガを半年も読み続けた方は、

日々の新聞やテレビの見方がまるっきり変わることを実感するため、

毎回プリントアウトして繰り返し読む方までおられると聞いています。

私自身は、

「情報は金」

「情報は宝」

「情報こそが命」

と考えるからこそ、情報提供と情報分析には手を抜かず、

解説もなるべく丁寧にわかりやすくと心がけているのはそのためです。

(それでも「難しい」とおっしゃる方がいらっしゃればごめんなさい。

しかし、あれ以上にわかりやすく書くのは私には不可能です)

当初から、熱心なブログ読者の皆様とそういうお約束で始めたとおり、

メルマガを続けられるのは短い期間でしかないとは思っていますが、

発行する限り、手を抜かず、魂を込めて書き続けようと思います。

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※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場分析、トレード戦略をお伝えすることが目的であり、読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。

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