ハロウィーン・サプライズとなった10月31日の日銀追加緩和は、

世界のマーケットを驚かし、世界同時株安を吹き飛ばしました。

NY市場は、「黒田バズーカ2」を好感して、史上最高値を更新です。

それにしても、10月31日の、日本市場の上昇は凄まじいものがありました。

朝方、GPIFの日本株運用比率25%という「大玉」を出した後、

午後には日銀追加緩和というサプライズの「大玉」。

そして、金曜夕刻には、急激な円安進行を危惧する与党幹部らの動きもあって、

「2段階での景気対策」という「玉」も緊急出動。

わずか半日のうちに「全弾投入」がなされた結果、上昇が止まらなくなり、

夜半には17000円に到達する勢いとなりました。

(昨夜のシカゴ日経先物は15440円まで上昇しました)。

メルマガ読者の方はご存じのとおり、追加緩和発動に際して、

私は、メルマガ第25号(10月12日発行)に書いたとおりに買いを入れ、

そして、ターゲット達成をもって全ての買い玉を決済。

一挙に資金を約23%も増やす、超ボーナス・ステージになりました。

今年は、もう夏の頃には一年間の利益目標を達成していますが、

なんと、秋のうちに来年の目標まで達成してしまった恰好です。

私の「時鳥トレード」は、予測や思惑には一切乗りません。

すべてあらかじめ「安心、安全、堅実」なゾーンを指定しておき、

あらかじめメルマガで申し上げた手法をもってエントリーした結果、

これだけの利益を積み上げることができました。

読者の方々からも、感謝の声を多数いただいております。

10月相場は凄まじい乱高下でしたが、

ご存じのように、私の「見立て」はほぼ完璧でした。

「9月天井」からの10月1日の暴落開始はどんぴしゃりとらえました。

また、10月暴落の「底値圏」も「買い場ではあります」と完璧に指摘しましたが、

突如、出現した「政局」等による、上にも下にもとんでもない動きの発生を警戒し、

「基盤的国策銘柄」の買い出動はあえて見送りはしました。

しかし、これが幸いして、10月31日の「とんでもない動き」の発生時に、

瞬時に最大規模の先物ポジションをとることができたわけです。

メルマガに詳しく書きましたが、10月31日の「とんでもない動き」こそ、

10月大暴落のさなかの政局騒動が、その直接の引き金になったものです。

ともあれ、こうして天底を正確に見立てた結果、

私自身が大きな利益を得ただけでなく、

読者の方々の中にも、それぞれの投資法でポジションをとられ、

ひと足早いボーナスを獲得された方がたくさんおられます。

たとえば、日中ザラバが見れないというある方は、

私が「高値圏」、「底値圏」というたびに、

ご自身でリスクを計算してオプション買いをなさったそうです。

これが、往復ともに大当たりして、「信じられない利益」になったとのこと。

丁寧に、言葉を尽くしたお礼のメッセージをいただきました。

まるで宝くじに当たったような利益ですが、決して単なるラッキーではありません。

世間が「上がる」とか「下がる」とかの予測や思惑で大騒ぎするのを全部無視して、

「高値圏」や「底値圏」という「株価位置の見立て」だけで勝負されたその方が、

やはり賢明、かつ堅実であったわけです。この冷静さは、もはやプロ級です。

こういう話を聞くと、私としても大変なやり甲斐を感じます。

思い出してください。

9月の高騰時に「大相場の予感」などと言って「高値圏」で買いを勧めておき、

10月の暴落時に、読者に投げさせていた「プロ」がいかに多かったか。

この人たちに高額の情報料を支払い、言うとおりにトレードされた方々は、

今頃、暗澹とした気持ちでボーナスの前借りを考えておられるでしょう。

少なくとも私は、これまで「ここが安心、安全、堅実」と指摘したゾーンで、

読者の方々に損をさせるようなことは一度もありません。

それどころか、「特典1」で10数万円~20万円以上の現金をゲットしてもらい、

レンジ相場では「特典2」で着実に利益を積み重ねてもらい、

大きく相場が動くときにはピタリと「株価位置の見立て」をお伝えしております。

超多忙の中、これだけの質と量のメルマガやブログを、このペースで書くのは、

正直言ってほとんど人間のできる限界を超えつつありますが、

メルマガを通じて多くの「同志」に恵まれ、かつ、皆で富を得ることは、

自分ひとりが儲けるよりも、格別に嬉しいことです。

メルマガ会員の皆様に、心より感謝を申し上げる次第です。

さて。

皆様のご関心は、今後、どこまで上昇するかにあることと存じます。

10月31日は「臨時メルマガ」を配信し、また、ブログやツイッタ―でも、

「追加緩和」の事実を読者の皆様にお伝えしましたので、

第25号(10月12日発行)で書いたとおりにトレードなさった方は今、

巨大な含み益を前に、わくわくしながら利確の時期を考えておられるでしょう。

私は、「時鳥トレード」のセオリーどおりに、

最も「安心、安全、堅実」と考えるポイントで利確を済ませており、

ここからの上昇による「儲け損ない」は良しとして割り切っていますが、

まだまだ持ち玉を持続中の方は、それぞれの投資スタイルにしたがって、

安全・堅実にとるか、過熱感を待つか、あるいはアベノミクス終局まで持続か、

お好きな戦略をおとりになれば結構です。

たとえ、明日、全値戻しになっても、16000円前後の買玉なら損はしませんから、

ほぼリスク・フリーという珍しい局面です。

もっとも、ここから先は「未知の領域」です。

追加緩和発動の瞬間は、17000円が当面のカベとなることが予想され、

そこがターゲットになるであろうと推測しましたが、

今週、17000円を大きく超えたレベルでの相場展開になると、

ここから上は目立つ節がありませんので、「青天井」の可能性もあります。

ただし、一応、皆様に念頭に置いていただきたいのは、

全弾投入をしてしまった政府にはもう、当面、手元に「玉」がないことです。

また、10月末にしきりに空売りをかけていた売り方の買戻しもそろそろ終わります。

さらに言えば、NY市場は再び「天井圏」にある一方、

10月の大暴落を引き起こしたグローバル・リスクはほぼそのまま残っています。

(NY市場の見立ては●●社の新情報を得ましたので、次号メルマガに書きます)

ここから先は、上がれば上がるほど、急落のリスクが高まっていきます。

そして、「目立つ節がない」ということは、急落する時は「速い」ということです。

昨年4月の「黒田バズーカ1」の際は、ひと月半で約4000円急上昇し、

そこからほぼ全値戻しに近い大暴落劇を演じました。

今回の「黒田バズーカ2」はすでに初日に1000円も上げ、

今週中には1500円規模の上昇に到達しそうですが、

前回よりも小規模の緩和幅(60~70兆→80兆)でどこまで上がるは全く不明です。

こうしたことを考え、少なくとも、17000円より上のレベルでの買いは、

いつでも急落に巻き込まれて損をするリスクがあることを念頭に置き、

買うにしても、慎重に、リスクを抑えてなさるようお勧めします。

この上昇局面が継続するか、それとも元の木阿弥に戻るかは、

消費税をどうするかにも影響されますが、それよりももっと大きく、

政府が「あの大玉」を出すかどうかに大きく影響されると、私は考えています。

メルマガ読者の方はご存じ、●●大臣が担当する「あの大玉」です。

今後の相場は、「消費増税」、「解散総選挙」、「あの大玉」がどうなるかを、

見極めながらの神経戦、ババ抜きゲームになっていくように思います。

この見極めがうまくできれば、また巨利を得ることができます。

金融緩和(QQE)はまず、初動の急上昇局面がおいしいですが、

失速からの大暴落局面もまたおいしいものです。

「未知の領域」ゆえに、うまく利益をとれるかどうかわかりませんが、

少なくとも読者の方々が、得体の知れない「煽り」で損をされることのないよう、

次のメルマガ(29号:11月9日発行)以後も真剣な見立てをしていく所存です。

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