「3つのシナリオ」と「ポスト・アベノミクス」
昨日の日経平均は小反落。
株価位置的にもう少し下がると思っていましたが、
後場から引けにかけて値を戻したため、
全体としては方向感なく漂うことになりました。
FOMCを前にして、売り方、買い方ともに様子見の模様。
外部要因だけでなく、国内要因も不透明ですから、
やはり、11月の見極めが決定的に大事とみています。
永田町はかなり緊迫感を増してきました。
昨日あたりから、大新聞も「解散か?」と書き立てています。
(いずれも、ずいぶん前から私がお伝えしてきた内容です)
繰り返しになりますが、安倍政権は後がありません。
江渡、宮沢、西川各大臣は逃げ切りの可能性が高いですが、
望月大臣は続報の内容次第ではアウトかもしれません。
閣僚が3人も辞職したら、通常だと内閣は総辞職します。
それにしても、2閣僚同時辞任の後に、
さらに4閣僚が政治資金問題で炎上中というのは前代未聞です。
政権側は逃げ切りを図っていますが、
逃げ切れたとしても、手負いのままの「弱い内閣」になりそうです。
いずれにせよ、今週いっぱい、安倍内閣は剣が峰にいます。
繰り返しますが、「もう一発」が出れば内閣総辞職の危機です。
衆院予算委員会の前後に、●●●と●●が組んで、
「本丸狙い」の大玉を用意しているという観測もあり、
もしかしたら、もしかしたらがあるかもしれません。
(到底ここに書けない内容なので、メルマガで!)
ただし、お伝えしているように、
にわかに足元が崩れてきた安部政権をみて、
大いに慌てているのは野党のほうです。
内閣支持率急落といっても、野党の支持率は上がっていません。
選挙の準備をしようにも、候補者擁立も、選挙区調整もまだ。
解散総選挙となれば、最初から「負ける戦」です。
それもあってか、国会では、止まっていた委員会が次々と正常化し、
野党側は安倍政権追及の機会を自ら放棄しようとしています。
政権側が「逃げ切り」に自信を覗かせるわけです。
ただし、だからといって安心はできません。
いつ、どんなハプニングがあるかわかりません。
週刊誌が閣僚の破廉恥写真一枚でも抜けば、パーですが、
その瞬間にアベノミクスが終わるかもしれず、
終わった後には何がくるのかを考えておかねばいけません。
今のところ私は、アベノミクスが存続すると考えていますが、
投資とは「万一のリスク」を考えるところから始まりますので、
次号メルマガ(28号:11月2日発行)では、
「ポスト・アベノミクス」についても分析してみたいと思います。
今後は、「3つのシナリオ」が予想されます。
うち、2つは「アベノミクス継続」で、株価だけを考えるなら、
そのうちひとつはベストシナリオ、もうひとつはイマイチ。
そして最後の1つが「ポスト・アベノミクス」であり、
現時点で「それ」がやってくれば、●●内閣が誕生し、
●●●●派の経済政策に転換する可能性が高いと考えています。
近いうちにアベノミクスが終焉する可能性は高くはありませんが、
まったく無視していいほど低いわけでもありません。
政治部と経済部が分断されたメディアの方々や、
当たるも八卦、当たらぬも八卦のアナリスト諸氏には、
決して書けない分析を、皆様にお届けする予定です。
お楽しみに!
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