アベノミクスの「延命策」。
(午前1時半の更新です)
昨日の日経平均は3.22円高。
米国株高の影響で高く始まりましたが、
やはり22000円到達の達成感などもあって、
すぐに利確の売りに押されてしまいました。
もっとも、下落幅はそう大きくものではなく、
終値は22000円を上回っていますが、
為替がやや円高気味に推移していることもあり、
このまま少し調整モードかもしれません。
無論、日経平均の「上値余地」はまだありますし、
内外の情勢は相場にとって好環境といえ、
安倍政権も株高政策も継続します。
依然として「先高感」は継続していますから、
適度な日柄で調整をこなしたならば、
再上昇の可能性はまだあると思われます。
さて。
今週は11月1日からの特別国会、
そして5日からのトランプ大統領訪日と、
重要な政治日程が続きます。
野党側はまだ敗戦の混乱が続いています。
民進党の代表選に「意外な人」が手を挙げて、
野党がさらに混乱するという情報もあります。
迅速に政権に対峙する備えを固めるよりも、
どちらかというと政権側の「勝利の方程式」を、
後押しするような動きを野党は続けています。
野党にとっての「勝負時」はまだまだ先とはいえ、
旧・民主党の「病気」が根治するには、
そう一筋縄にはいなかいようです。
一方、政権側は見えてきた「改憲カレンダー」を、
確実に一歩づつ進める準備に余念がありません。
前号メルマガ(第184号:10月29日)では、
可能性が濃厚と思われる改憲のスケジュールを、
具体的に記しておりますが、
これを着実に実施するためにも、
最低でもあと1年半以上は、
日経平均の高値誘導を続ける必要があります。
「地政学リスク」が破裂することで、
株式市場にも大波乱が警戒されるところですが、
波乱があったらあったでなるべく迅速に、
株価を回復させて改憲を確実にしたいというのが、
政権側の偽らざる心境といってよいでしょう。
一応、政権の手元にはまだ出せる「玉」があり、
アベノミクスの「延命」をほどこし続けることで、
総理はその本懐を遂げようとするでしょうから、
次号メルマガ(第185号:11月5日)では、
アベノミクスの最終盤の「延命策」について、
今、浮上している話をご紹介し、分析する予定です。
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