火曜、水曜の上昇を受けて日経平均は、

木曜にもう一段上に行くかと思われました。

「パターン」通りなら上の「ターゲット」を目指す動きです。

しかし、中国やロシアの軍艦が接続水域に侵入してきたり、

また、4月の機械受注の指標が予想外に悪かったり、

そして、円高が急速に進行して106円台に突入したりと、

いろいろと冷や水が浴びせられて、一転して下落。

結果として昨日の終値は16668.41円と、

またしても「16660円ライン」にほぼピタリと寄せました。

前号メルマガ(第111号:6月5日発行)に書いた通り、

「時鳥トレード」は火曜、水曜が上昇したことで、

SQ絡みのエントリー条件を満たさなくなっていましたので、

今週は来週以降の相場展開を読むことに徹しています。

SQが「上への波乱」となり、「16660ライン」を越えてきたら、

来週以降の展開が非常に「おもしろい」と思っていましたが、

伸びるかと思われたところで冷や水を浴びせられてしまい、

全ての判断はまた、「振り出し」に戻った格好になっています。

「暗雲」はまだ続く可能性があります。

私は「6月の暗雲」の可能性を指摘してきましたが、

大きくは3度、ほぼ毎週のように海外から来る恐れがあると、

先月からのメルマガで詳しく述べています。

そのうち、最初の「暗雲」についてはほぼ的中し、

6月3日の米国雇用統計をきっかけに日本市場も大荒れとなり、

「底割れ」した格好になってSQ週に突入しました。

結果として今週は「謎の上昇」が発生したため、

なんとか「16660円ライン」の近辺でSQを通過しそうですが、

いずれにせよ、こういう微妙な位置で来週を迎えます。

来週はより大きな「暗雲」が発生するかもしれず、

またその翌週の「暗雲」のエネルギーはさらに大きいです。

無論、これらの「暗雲」が肩透かしに終わり、

安倍政権側の「玉」の上昇エネルギーが打ち勝てば、

夏以降の相場展開にはやや明るい兆しも出るでしょうが、

「6月の暗雲」は海外要因が大半であるだけに、

実際にどうなるかはその時が来てみなければわかりません。

米国雇用統計で立ち上った「暗雲」は、

SQ週の「謎の上昇」でいったん消えはしましたが、

現時点ではまだ、予断も楽観も許さぬ株価位置です。

さて。

次なる「暗雲」を前にどんなシナリオがあり得るか、

次号メルマガ(第112号:6月12日)で分析してみます。

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